モトリーフール米国本社、2019年11月8日投稿記事より

インターネット広告配信のトレード・デスク(NASDAQ:TTD)が7日夕方に発表した第3四半期(7~9月)決算は、アナリストのコンセンサス予想を上回る増収増益でした。

同社はさらに通期見通しも引き上げました。

市場は決算を好感し、株価は8日に一時5%上昇しました。

トレード・デスクは、モバイル動画、モバイルアプリ、コネクテッドTV、音声関連などの広範な広告支出増の恩恵を受けています。

ネット広告
(画像=Getty Images)

第3四半期決算の概要

第3四半期の売上高は前年同期比38%増の1億6420万ドルで、アナリスト予想の1億6380万ドルを上回りました。

1株当たり利益は15%増の0.75ドルで、やはりアナリスト予想の0.67ドルを上回りました。

【米国株動向】ネット広告配信のトレード・デスクの決算、予想上回る増収増益
(画像=出典:トレード・デスクの第3四半期決算資料。GAAP(米国一般会計原則))

調整後EBITDA(支払い利息・税金・償却控除前利益)は30%増の4780万ドルでした。

CEOのジェフ・グリーンは、「世界の主要ブランド企業や広告代理店が、当社のプラットフォームを使ってデータに基づく広告・マーケティング戦略を展開しています」と述べています。

モバイル動画、音声、コネクテッドTVで事業拡大

トレード・デスクの広告チャンネルにおいては、広告支出が急速に増加しています。

モバイルビデオおよびモバイルアプリの広告支出はそれぞれ前年同期比で50%、58%増加していて、第2四半期とほぼ同じペースです。

音声広告支出は160%増ですが、第2四半期の270%増からは減速しています。

コネクテッドTVの広告支出は145%増で、第2四半期の150%超と同様です。

今後の見通し

堅調な第3四半期を経て、トレード・デスクは通期の売上高見通しを、従来の「6億5300万ドル以上」から「6億5800万ドル超」に上方修正しました。

また、調整後EBITDAを、当初の2億100万ドルから2億900万ドルに引き上げました。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、トレード・デスク株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール米国本社は、トレード・デスク株に関するオプションを推奨しています(2020年1月の60ドルのロング・コール、2020年1月の125ドルのショート・コール)。