外資系企業はキャリアアップを狙える転職先として人気があります。しかし、日系企業と異なる価値観やニーズがあるため、転職を成功させるためには対策や事前研究が必要です。外資系企業へ転職を検討する方に、必要なスキルセットや留意点をお伝えします。

外資系企業が転職先として人気の理由

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(写真=ImageFlow/Shutterstock.com)

2018年、東京大学や京都大学などの日本トップクラスの学力を持つ大学生たちが志望した就職先の多くは、外資系コンサルティングファームでした。転職市場でも、条件に合う企業を絞り込んだ結果、外資系企業に行きついたという転職事例が残されています。

近年、年齢を問わず多くの就職希望者が外資系企業を志望する状況が続いています。なぜ、外資系企業は就職先や転職先として人気を集めるのでしょうか?

理由その1:成果主義の環境でキャリアアップを目指せる

外資系企業では、年齢よりも実力を評価する企業文化が根付いており、早くからキャリアアップを目指すことができます。

リモートワークやフレックス制などの柔軟な働き方を採用している企業も多く、成長意欲を持ち続ける人であれば、ライフワークバランスを考慮した自由な選択肢が広がるでしょう。

理由その2:専門分野のスキルアップができる

外資系企業は職種別採用を行い、その部署でスキルを磨くことがほとんどです。定期的な部署異動はほぼありません。希望した職種でキャリアを重ねることができ、専門分野でのスキルを高めることが可能な環境です。

メリットの反面、リスクもある

ここに挙げた特徴は、メリットであると同時にリスクでもあります。

年功序列の文化がない成果主義の環境では、実績を残さない人材は淘汰されます。また、職種別採用は、就職後のイメージの相違があった場合、苦しむ結果を生むでしょう。

外資系企業に転職するために必要な力とは

では、外資系企業に転職するために必要な力はどのようなものでしょうか?外資系企業の文化や特性と共に、2点ご紹介します。

自分の意見を明確に伝える発信力

外資系企業ではハイコンテクストなコミュニケーションが通用しないケースが多くあります。相手の解釈によって意味が変化する言葉や、気を遣った表現は伝わりません。

採用面接時にも、自分がどのように働きたいか、どのような労働条件を求めているかを具体的に伝えることが大切です。相手の顔色をうかがい、正答を探すことは逆効果でしょう。

コミュニケーション能力(語学力)

外資系企業では、誰かの意見をフォローし続けるのではなく、自分自身の意見を発することを常に意識しましょう。会話に参加しない人材は、会議に参加することすらできません。

なかには社内公用語として英語を採用している企業もあります。コミュニケーション能力の一貫として、語学力を高めておくこともプラスになるでしょう。

外資系企業に転職するために、今できること

外資系企業への転職を検討している方は、自分の意見を発信する礎となる自己分析を始めましょう。

自分の強みについて迷いなく伝え、どれほど自分が会社に貢献できるのかプレゼンできるよう、キャリアとスキルを明確にすることが大切です。

また、外資系企業は海外出資の比率や事業計画が企業の方針に強く影響を与えています。就職先が日本支社だったとしても、海外展開の動向や国際的な立ち位置なども含めた企業研究を入念に行いましょう。

面接で自分が何をアピールできるのか突き詰めることが、外資系企業への転職成功率を高めます。ロジカルに必要な情報を組み立て、独特の企業文化や考え方に応じた人材像を描いてみましょう。(提供:ANA Financial Journal

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