モトリーフール米国本社、2019年11月20日投稿記事より

ディスカウントストア大手のターゲット(NYSE:TGT)が20日発表した第3四半期(8~10月)決算は、中国への制裁関税の悪影響にも関わらず、既存店の増収加速などでアナリストのコンセンサス予想を上回る増収増益となりました。

市場は決算を好感し、株価は14%上昇しました。

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(画像=Getty Images)

第3四半期決算の概要

第3四半期の売上高は前年同期比4.7%増の187億ドル(約2兆円)で、アナリスト予想の185億ドルを上回りました。

調整後1株当たり利益は25%増の1.36ドルで、やはりアナリスト予想の1.19ドルを上回りました。

来客数の3.1%増の押し上げもあり、既存店売上高は前年同期比4.5%増となり、前年同期の3.4%増から加速しています。

4.5%の増収率のうち、2.8パーセントポイントは店舗での増収分、1.7パーセントポイントはeコマース(電子商取引)の増収分でした。なお、eコマース売上は31%増でした。

特筆すべきは、ターゲットは割引戦略を取らずに増収を達成したことです。

第3四半期の売上高総利益率は、前年同期比1.1パーセントポイント増の29.8%で、同社予想も上回りました。

食料品などの同日配達サービスがオンライン売上を押し上げており、一方で、店舗改装や小型店舗展開が実店舗の好業績に貢献しています。

今後の見通し

第3四半期の堅調な業績に基づき、ターゲットは通期ガイダンスを大幅に上方修正し、調整後1株当たり利益を従来の5.90~6.20ドルから6.25~6.45ドルに引き上げました。

第4四半期については、既存店売上高の3~4%増、調整後1株当たり利益1.54~1.74ドルを予想しており、アナリスト予想と同様です。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Jim Crumlyおよびモトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。