結婚してもどこか生活がうまくいかない、小さな喧嘩が絶えない。そんなとき、根本的な原因を追究すると、パートナーとお金の価値観がズレているということがあります。今回は、パートナー選びで「お金の価値観」を見極めるためのポイントを3つ紹介します。

結婚後の幸せを左右する?パートナー選びで「お金の価値観」が大切な理由

パートナー,お金の価値観
(写真=bedya/Shutterstock.com)

「お金の価値観」はパートナー選びにおいては外せない項目の一つです。貨幣経済である以上、お金は生活や人生を大きく左右するからです。「お金の話をするのははしたない」「言いづらい」といった理由で曖昧にしたまま結婚すると、将来後悔することになりかねません。

年収1,000万円でも貯金がほぼないという人もいれば、年収400万円でも堅実にやりくりして貯金1,000万円を達成する人もいます。

お金の価値観は人によって大きく異なります。また、近しい間柄でも具体的なお金の使い方や貯金額については話題にしないことも多いものです。そのため、自分が当たり前だと信じている常識が、相手にとっても常識とは思わないよう注意しましょう。

高年収な人たちほど価値観のズレを埋めるべき

一定の資産を築いている人・高年収の人にとっては、パートナーとお金の価値観が一致していることは特に重要です。お金がなければ多少のズレがあっても、そもそも使い道の選択肢が少ないこともしばしばです。

しかしお金がある以上、価値観のズレが結果としてのお金の使い方に大きく影響してしまいます。資産がある人や高年収の人ほど、パートナー選びに慎重になるべきです。

結婚後はお互いが稼いだお金は夫婦の共有財産になります。このこともよく理解したうえで、お金の価値観が合ったパートナーを選び抜きましょう。

お金の価値観を見極める3つのポイント

パートナーとお金の価値観が合っているかどうかは、どのように見極めればいいのでしょうか。続いて、お金の価値観を見極める3つのポイントを順番に紹介していきます。

ポイント1:計画性があるか?

1つ目は、計画性があるかどうかです。「今月はお金が足りない」「給料日まできつい」といった発言は、多くの場合は計画性のなさからきています。サラリーマンなら毎月の給与はおおむね一定であるため、計画性によってある程度コントロールできるのが普通です。

衝動買いや行き過ぎたギャンブルなど、あとで後悔するようなお金の使い方をしている人も要注意です。あらかじめ計画性を持ってお金を使っているかどうか、日頃の発言や買い物の様子から見極めましょう。

ポイント2:話し合う姿勢はあるか?

2つ目は、お金について話し合う姿勢があるかどうかです。お金の価値観は人によって違い、どれだけ相性のいい相手でも多少の違いは出てくるものです。そんなとき、話し合って歩み寄る姿勢を持った人でなければ、結婚後に大いに苦労することになります。

相手が高年収だからといって、お金の話をしたときにはぐらかしてくるようであれば、結婚相手として望ましいとはいえません。「高年収だから貯金もあるだろう」「話さないということは自分でしっかり管理しているのだろう」と想像で決めつけてしまうのは危険です。

付き合ってすぐお金の話をすれば相手が引くのも無理はありませんが、将来を考えられるぐらいの関係で、誠実さを持って話し合おうという姿勢を見せたとき、相手がどんな対応をするかで見極めるといいでしょう。

ポイント3:お金に対して前向きか?

3つ目は、お金に対して前向きかどうかです。一見節約家に見える人の中には、そもそもお金に関心がないがゆえに、浪費も無駄遣いもしないという人がいます。それはそれで本人一人であれば問題ないのかもしれませんが、人生のパートナーとしてはやや頼りないと感じることも出てくるでしょう。

結婚費用や教育費用、親の介護費用など、結婚することで向き合わなければならないお金の問題はたくさんあります。そういったとき、消極的な姿勢を見せる相手はパートナーとして望ましいとはいえません。必要に応じて貯金方法を検討したり、資産運用について勉強したり、そういったお金に対する前向きな姿勢を持っている相手なら安心です。

ただし、何でもかんでも投資に手を出しているのがいいというわけではありません。勉強や努力をしたうえで資産運用をしているか、また現在資産運用をしていなくても学ぶ姿勢があるか、見極めが重要です。

お金の使い方にはその人の価値観が表れる

お金をかけたい部分・かけたくない部分は人によって違います。健康のため食品はいいものを選びたい人、インテリアが好きで家具にこだわりたい人、基礎化粧品など美容には一定のお金をかけたい人、維持費がかかっても自分の好きな車に乗りたい人、趣味に一定のお金を投じたい人。

お金の使い道が完全に一致することはあり得ないため、お互いの歩み寄りが大切です。人間であれば、好きなものが違うのは当たり前で、それはお金の使い道にダイレクトに反映されます。

お金を使う部分というのは、相手が大切にしている価値観そのものでもあります。「そんなものにお金を使って」「正直無駄では?」といった心無い言葉は、相手の価値観や好みを否定することと同義です。全体のバランスを見ながらも相手を尊重する姿勢を崩さず、思いやりを忘れずに話し合うようにしましょう。

大切なのは、一緒に過ごす中でお互いの違いをきちんとすり合わせ、軌道修正していくことです。相手のお金の価値観を見極め、歩み寄りながら、将来のパートナーを選びましょう。(提供:ANA Financial Journal

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