モトリーフール米国本社、2019年8月26日投稿記事より

好不況の波に耐えてきた、富裕層向け商品の銘柄があります。

富裕層が商品に価値を見出していれば、価格はほとんど問題になりません。

そのような注目すべきラグジュアリー銘柄を紹介します。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

ラグジュアリー
(画像=Getty Images)

ティファニー(NYSE:TIF)

ブランド力と高価格設定において、ティファニーの右に出るものはありません。

映画「ティファニーで朝食を」で有名なマンハッタンのフラッグシップ店があります。

ラグジュアリーブランドとしての国際的影響力を通じて、同社は最高価格帯の宝飾品を販売しています。

ティファニー商品の粗利率は常に60%を超えており、一方、競合のシグネット・ジュエラーズの粗利益率は40%程度しかありません。消費者がティファニーのエメラルドグリーンの箱に価値を見出しているだけだと批判する人もいます。しかし、ティファニーの成功はブランドの吸引力を反映しているでしょう。

ティファニーの業績は、さらに上向いています。2018年に44億ドルの売上高を記録し、特に重要なアジア太平洋地域の売上の約13%増が大きく牽引しました。同社の予想PER(株価収益率)は約24倍です(11月20日時点)。

(訳注:ティファニーの株価は、フランスの総合高級ブランド企業モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH、OTC:LVMHF)からの買収提案を受け、10月28日に31%上昇し、120ドル台で推移しています。1株当たり120ドルをキャッシュで買収する提案ですが、交渉によって買収価格がさらに上昇する可能性があります。)

カプリ・ホールディングス(NYSE:CPRI)

カプリ・ホールディングスは、世界で最も売れている高級ハンドバッグ、時計、靴、その他のアクセサリーブランドを保有する多国籍企業です。

1981年の創業以来、カプリ・ホールディングスは、戦略的買収を通じて製品ラインナップを広げてきました。

2017年には、高級靴ブランド「ジミーチュウ」を13億5,000万ドルで購入しました。

しかし、ラグジュアリー市場を支配するための最も有名な買収は、イタリアの高級衣料ブランド「ヴェルサーチ」を21億ドルで買収したことです。

ヴェルサーチブランドは年間8億ドルを超える売上を生み出していますが、この買収に関して疑問符が投げかけられています。

なお、カプリの予想PERは約7倍です(11月20日時点)。

バーバリー(LSE:BRBY)

ロンドンに本社を置くバーバリーグループは、50カ国以上の一等地に店を構え、世界中の消費者が化粧品、香水、サングラス、洋服などのスタイリッシュな商品に惹かれています。

1856年に21歳のトーマス・バーバリーによって設立された同社は、南極探検家のアムンゼンや南極探検隊のシャクルトンなど、歴史的な探検家をサポートしてきました。

さらに同社は、もともと第一次世界大戦で兵士が使用したトレンチコートを発売し、そのブランド化にも成功しています。

バーバリーはファッションと歴史の交差点で大きな役割を果たしてきました。

そして、ハイエンド商品の世界では今でも大きな存在です。

今年5月に、同社は世界的に有名な旗艦店への再投資を続けており、2桁増収の決算を発表しました。

なお、バーバリーの実績PERは23倍です(11月20日時点)。

この他に注目すべきラグジュアリー銘柄としては、前述したLVMHやスイスのラグジュアリーブランドグループのリシュモン(OTC:CFRUY)があります。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者MyWallStスタッフは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、バーバリー株を推奨しています。