賃貸オーナーが抱える相続の悩みや対策ニーズを引き出すための声かけについて解説する。

1.この辺りの賃貸物件は〇〇年頃に建てられたものが多いですね

賃貸オーナーの相続の悩みを解消する!
(画像=PIXTA)

賃貸オーナーとひと口に言 っても資産や賃貸物件の状況は様々で、相続対策を支援するにはそれぞれの状況を知る必要がある。声かけをきっかけに資産の状況や悩み・ニーズを引き出すことが重要だ。

最初の声かけで心がけたいのは、オーナーが関心を持っていそうな一般的な話題から入ること。自身の資産をオープンに話したがらないオーナーも多いからだ。

そこで訪問する前には、地図をよく観察するようにしたい。

例えば、訪問を考えているオーナーの自宅の周辺を地図で見ると、近くに似た名前が付いた賃貸物件がある、隣の土地が更地になっているといったことを発見できるだろう。

所有する敷地と道路がどのように接しているのか(すなわち道路付け)も、地図を見れば分かる。こうした情報を活用して声かけを行うわけだ。

周辺の話題をきっかけに自身の物件を考えてもらう

地図を見て、同じような規模の賃貸物件が並んでいるような地域があれば、大規模な開発等があり同時期に賃貸物件が建てられた可能性が高い。そのような場合、本声かけのように「この辺りでは15年くらい前に大規模な開発があったようですが、○○様もその頃に賃貸物件の建築をなさっているんですか」などとヒアリングを行おう。

周辺地域の話題や「何年」「いつ頃」といったフレーズを出すことで、オーナーが所有している賃貸物件の築年数などに目を向けてもらうことができる。

そのうえで訪問回数を重ね、登記簿謄本なども確認しながら、より具体的な情報を引き出していきたい。

また、建築基準法の変更点や防災対策など、住宅に関わる雑学も押さえておくと面談時の話題として使える。

POINT

・事前に地図を確認し、賃貸オーナーの周辺地域の状況を押さえておこう
・周辺地域の開発時期を話題にして、自身の賃貸物件に関心を向けてもらおう

2.今後の物件の管理でご不安な点はございませんか?