モトリーフール米国本社、2019年8月23日投稿記事より

株式投資を始めたばかりで、銘柄の多さに圧倒される新規投資家にお勧めのアプローチは、ポートフォリオにいくつかの優良株を組み入れることです。

その結果、確実な配当収入が得られるだけでなく、大きなリスクを負うことも避けられます。

以下で、ポートフォリオの分散化を可能にする米国大型株を紹介します。なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

銀行
(画像=Getty Images)

AT&T(NYSE:T)

主要通信会社のAT&Tは、時価総額約2,750億ドル(約30兆円、11月27日時点)で世界最大の企業の1つです。過去5年間のリターンは小さく、株価は1%しか上昇していません。

しかし、配当は新規投資家が心配する必要がないほどの安定性があります。

同社の平均ベータ値(市場平均に対する個別銘柄の感応度)は約0.8で、これは市場が大きく変動しても比較的安定していることを示しています。

AT&Tは35年連続で増配しており、投資家は配当収入のために投資している可能性が高く、株価の上昇は追加のボーナスと考えています。

ただし、株式が上昇しないという意味ではありません。

AT&Tは、次世代5Gワイヤレスネットワークが若干の追い風になる可能性があります。

なお、配当利回りは5.4%です(11月27日時点)。

バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)

大手銀行バンク・オブ・アメリカはAT&Tとほぼ同じ規模で、時価総額は約3,000億ドルです。

銀行は業績および配当支払が比較的安定しています。

なお、同行株の配当利回りは2.2%で、AT&Tの5.4%に比べれば見劣りするかもしれません(11月27日時点)。

しかし、配当性向は21%なので配当支払いに十分余裕があり、今後の増配が期待できます。

株価は、年初から10%以上上昇しています。

アップル(NASDAQ:AAPL)

アップルは、以前のような急成長企業ではないかもしれませんが、製品を定期的に購入してくれる盤石の顧客基盤を持っています。

同社はここ数年でかなり成熟した企業になり、投資家は配当も享受でき、現在の配当利回りは1.15%です(11月27日時点)。

配当自体はそれほど大きくないかもしれませんが、アップルの今後の事業成長や自社株買いを考慮に入れると、投資家は株価上昇をかなり期待できるでしょう。

同社の株価は年初から上昇を続けていますが、それでも株価はまだ予想PER(株価収益率)約18倍という水準です。

なお、新規投資家がポートフォリオを構築する上で注目すべき他の米国優良銘柄としては、医薬品大手のジョンソン&ジョンソン(NYSE:JNJ)、一般消費財大手のプロクター&ギャンブル(NYSE:PG)があります。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アップル株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール米国本社は、アップル株に関する以下のオプションを保有しています(2020年1月の155ドルのショート・コール、2020年1月の150ドルのロング・コール)。モトリーフール米国本社は、アップル株に関する以下のオプションを推奨しています(2020年1月の150ドルのロング・コール、2020年1月の155ドルのショート・コール)。