モトリーフール米国本社、2019年11月27日投稿記事より

スポーツ用品販売大手のディックス・スポーティング・グッズ(NYSE:DKS)が26日に発表した第3四半期(8~10月)決算は堅調で、株価は18%上昇しました。

オンライン販売の成功、実店舗ネットワークの強化が業績を押し上げました。

ディックスは、2017年からの低迷を経て回復しつつあります。

スポーツ
(画像=Getty Images)

第3四半期決算の概要

第3四半期決算の概要は以下の通りです。

  • 売上高は前年同期比5.6%増の19億6000万ドル(約2100億円)
  • 既存店売上高は前年同期比6%増
  • 売上高総利益率は、前年同期の28.2%に対して29.6%に上昇
  • 非GAAP(米国一般会計原則)ベースの調整後純利益は4480万ドル、1株当たり利益は0.52ドルで、アナリスト予想の0.38ドルを上回る

決算に関する電話会議でCEOのエドワード・W・スタックは、平均購買価格および取引量の全般的な上昇を指摘し、「スポーツ用品、アパレル、シューズ分野のそれぞれで増収を達成した」と述べました。

なお、注意すべき点としては営業利益の低下があります。

第3四半期の営業利益率は、前年同期の2.85%に対して2.33%に低下しています。

純利益の成長は、子会社売却益などで下支えされています。

今後の見通し

ディックスは、堅調な第3四半期決算を受け、通期ガイダンスを以下の通り上方修正しました。

  • 追加関税の影響を除いた、希薄化後1株当たり利益は3.63~3.73ドル(前年度は3.23ドル)
  • 既存店売上高は2.5~3.0%の上昇(前年度はマイナス3.1%)

ディックスの株価は予想PER(株価収益率)の約12.9倍で取引されており、好業績が続くとすればかなり割安な水準です。

同社は反発に転じているとみられ、eコマース販売動向などに注目すべきでしょう。

ただし今後、追加関税により中国からの輸入品価格上昇の影響を大きく受ける可能性があります。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Butlerおよびモトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。