民法改正,相続対策,アドバイス
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Q1.本文と財産目録が同一の紙に書いてある遺言は問題ないでしょうか?また、本文と財産目録の印鑑が違う場合や、本文と財産目録の保管場所が違う場合はどうなりますか?

A 財産目録を「財産目録」というタイトルで独立したものとして想定した場合、本文と財産目録が同一の紙に書いてあるケースは、あまりないことだと思います。「目録」である以上、普通はしっかりとした遺言本文とは別物をイメージするはずです。

目録とは、「物の所在を明確にする目的あるいは物の譲渡や寄進が行われる際に作成される、品名や内容・数量などを書き並べて見やすくした文書」、とされています。

もしも同じ紙に書かれていたら、そもそもそれは目録単体というよりも、箇条書きとして遺言本文中にピックアップされているものと考えるべきです。ネーミングの問題でしかありませんが、目録と呼ぶ以上、別の紙に書かれているものを意味するのが通常かと思います。

遺言書と同じ紙に財産を列挙することはよくある