年金,不安,トーク,解消
(画像=Princess_Anmitsu/Shutterstock.com)

年金に関して漠然とした「不安」を抱えている方は少なくない。本稿ではお客さまの「年金イメージ」をクリアにするトークを紹介するとともに、60歳以降の「生活プラン」によって年金額がどう変わるのか、ケースで解説する。

年金制度への不安が蓄積

現在の公的年金は賦課方式で、現役の人たちが年金保険料を支払い、受給世代が受け取るという仕組みで運営されている。

ところが多くの人は、自分が納めた保険料が自分の年金として返ってくるというイメージを抱いており、「保険料は払い損」「払った分だけもらえない」と思っている。こうした方法を積立方式というが、現実には現役世代が高齢世代を支える「世代間扶養」による賦課方式で運営されているのである。

日本では急激に少子高齢化が進み、現状では現役世代2・1人で1人の受給世代を支えているが、現在の大学生が高齢者となる2065年には、1・3人で1人の受給世代を支えなくてはいけなくなる。

そうなると年金制度は破綻こそしないものの、もらえる年金額は漸減を余儀なくされる。少子高齢化が改善される兆候がまったく見られないまま、団塊世代が75歳以上の後期高齢者になるのは2025年。今後も医療・介護費用の膨張は避けられず、年金制度を含む社会保障費は増え続ける一方である。これは「2025年問題」と呼ばれている。

「何がわからないのか」を探る