執筆者:株式会社ZUU
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※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。

バーに行ったことはありますか?スポーツ観戦できたり、ダーツできたりするバーじゃありませんよ!?重い扉を開き、カウンター奥に髪をポマードで整えたダンディなバーテンダーが待っている、ぐっと抑えた照明で煌びやかな装飾が施されたオーセンティックなバーです。

入店するのは緊張するかもしれないけれど、名店といわれるバーが存在します。そういったバーには政財界の大物や小説家などの文化人、いわゆる社会的地位の高い大人が集う。上質なお酒とともにそこに流れる美しい時間。そんな赴いたことを誇れる厳選名店を紹介します!周りよりちょっと早く大人の夜を過ごしてみませんか?

オーセンティックバーとは

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(画像=UpU)

バーといってもその形態はさまざま。ボトルキープなしで1杯からお酒を楽しめるショットバーや、料理も楽しめるダイニングバー、ワインや日本酒を扱う専門のバー、スポーツのテレビ観戦ができるスポーツバー、ダーツが楽しめるダーツバーなど、最近は多種多様なバーが登場しています。

そんなバーの種類のひとつであるオーセンティックバーは、落ち着いた雰囲気のなか純粋に上質なお酒と会話を楽しむための場です。「オーセンティック」とは「本物の、真正な」という意味。格式を重んじ、マナーをわきまえた大人たちが集まる場所だと考えればいいでしょう。

知っておきたいバーのルール

バーに行く前に、まず身だしなみをチェック。格式の高いバーでもない限りドレスコードがあることはまずありませんが、大人の社交場ですから、Tシャツ、ジーパンなどのカジュアルな服装では、周りから浮いてしまいます。ヨレヨレの服、汚れが目立つ服、女性の場合、露出が多い服などは避けたいところ。

それなら、どんなファッションがいいのか?男女ともに清潔感を大切にし、スマートカジュアルなスタイルで行ったほうがお店の雰囲気にマッチします。

そしてバーに入ったら、バーテンダーに挨拶をし、できればテーブルではなくカウンターに座ったほうが楽しめます。そして注文!

しかし、オーセンティックなバーではメニューがないお店も多いです。戸惑うかもしれませんが、そういった場合、好きなカクテルの名前や自分の味の好みやその時の気分、入店前に何を食べたか、バーの後はどうするか?などをバーテンダーに伝えてください。ケースに応じてオリジナルの1杯を提供してくれます。また、とりあえずジントニックを頼むというのも手です。お店によってさまざまなこだわりが見られる1杯だからです。

相手は接客のプロ!話上手で、聞き上手でもあります。トークが楽しくなり、ついバーテンダーを独占してしまうこともあるかもしれませんが、それはNG。バーテンダーは他の人の接客もするわけですし、他のお客さんもバーテンダーと話したいと思っていたりするものです。

カクテルは、ロングカクテルなら30分以内に、ショートカクテルなら5口程度で15~20分以内に飲み切りましょう。あまり時間をおくと、温度や濃度が変わってしまい一番おいしい状態のカクテルを楽しめません。また泥酔は控えるようにしましょう。ほろ酔い加減でトークと雰囲気を楽しむのが、オーセンティックバーだと思ってください。

一度は行きたい東京のオーセンティックバー8選

東京にはいくつものバーが存在します。その中から厳選した8店が以下のラインアップです。

オールドインペリアルバー(日比谷/帝国ホテル)

帝国ホテルのメインバーである「オールドインペリアルバー」。世界的な建築家として知られるフランク・ロイド・ライト(1867年6月8日~1959年4月9日)が設計した帝国ホテル旧本館。そこで使われていた大谷石や壁画が、オールドインペリアルバーに移設されおり、クラシカルな雰囲気を漂わせています。

その格式の高さは日本随一!カウンターでは大人たちが紫煙をくゆらせています。芥川賞作家の文豪で屈指の色男、吉行淳之介(妹は女優の吉行和子)が毎晩のように通っては、静かに飲んでいたという逸話が残っています。

多彩なオリジナルカクテルをはじめ、ワインやウイスキー、ビールなどさまざまなお酒が用意されています。本格的なバーですが食事メニューも充実しているのが特徴です。

住所/東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館中2階
営業時間/11:30~24:00
定休日/無休

ザ・バー(六本木/ザ・リッツ・カールトン東京)

東京ミッドタウンにある、都内随一のラグジュアリーホテル、ザ・リッツ・カールトン東京。「ザ・バー」はその45階と高層に位置しています。バーカウンターの向こうには大きなガラス窓があり、東京でも有数の眺望が広がります。

この窓から眺める夜景はただただ素晴らしい!
スタイリッシュで洗練された空間では、ジャズの生演奏が披露されています。ザ・バーはデートコースとしても名高く、ぜひ恋人と、射止めたいあの人と、優雅な時間を過ごしたいところです。

住所/東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ザ・リッツ・カールトン東京45階
営業時間/月~木曜11:00~14:00、金・土・祝前日11:00~25:00
定休日/無休

BAR保志(銀座)

銀座屈指の有名バーが「BAR保志(ほし)」です。BAR保志は東京に6店舗、福島、栃木に2店舗展開しており、その本店が銀座にあります。オーナーでチーフバーテンダーの保志雄一氏は、2001年に開催されたインターナショナル・バーテンダーズ・コンペティション・ジャパン・カップにて総合優勝し、世界一の栄冠を手にした実力者。名実ともに一流バーテンダーの一人として知られています。

試したいのは、世界大会で優勝したオリジナルカクテル「さくらさくら」。桜のはかない美しさを表現したほんのり甘口のカクテルです。他にもフルーツトマトのブラッディメアリーやフォーリング・スター、季節のフルーツを使ったカクテルなどが揃います。

住所/東京都中央区銀座6-3-7 AOKI TOWER 8F
営業時間/月~金曜19:00~翌3:00、土・日・祝18:00~翌1:00
定休日/無休

銀座・ルパン(銀座)

多くのバーがひしめく銀座において、「銀座・ルパン」ほどスペシャルな雰囲気を持つバーは少ないでしょう。

数々の文豪から愛された文壇バーとしても知られる同店。織田作之助、坂口安吾などの無頼派作家が通い、「走れメロス」「斜陽」「人間失格」などで知られる太宰治にも愛されたそうです。太宰が銀座・ルパンの一角でくつろぐ写真が残っており、そこは文学好きの人気スポットになっています。

銀座にあり、昭和の香りが漂う老舗バーは一見敷居が高そうですが、文学好きの女性が訪れることが多いそうで、バー初心者でも快く受け入れてくれます。

住所/東京都中央区銀座5-5-11 塚本不動産ビル地下1階
営業時間/17:00~23:30
定休日/日・月

MORI BAR(銀座)

「MORI BAR」のオーナーを務めるのは、日本のバーテンダー界のレジェンド・毛利隆雄氏です。1984、85年と日本バーテンダー協会(NIPPON BARTENDERS'ASSOCIATION、略称NBA)主催のカクテル・コンペで日本一となり、87年には日本代表として世界大会に出場。味・技術部門で共に最高点を獲得し優勝するなど、その実力は折り紙付き。

1997年に銀座にMORI BARを開店。国内外のカクテルコンペで優勝し、高い技術を持つ毛利氏のテクニックをひと目見るために、この店に通う常連客は後を絶ちません。

そして絶品なのがマティーニ。マティーニ自体はスタンダードなカクテルですが、毛利氏が手掛けるマティーニは「毛利マティーニ」と呼ばれ、ファンが求める至高の一杯なのです。

住所/東京都中央区銀座6-5-12 新堀ギタービル銀座10F
営業時間/月~金曜・祝前日18:00~翌3:00、土曜18:30~23:00
定休日/日・祝日・年末年始

石の華(渋谷)

2005年に開催された国際バーテンダー協会(International Bartenders Association、略称IBA)公認の世界大会において、最も権威があるとされるシニア部門(29歳以上)で優勝を果たしたのが「石の華」のオーナー兼チーフバーテンダーである石垣忍氏です。

カウンターには季節の野菜や果物が並び、素材を生かしたオリジナルカクテルで訪れた人を楽しませています。また、スタンダードカクテルにも一手間を惜しまず、最高のおもてなしで迎えてくれるのが石垣流です。

ただ遊ぶだけの渋谷を卒業し、大人の世界を楽しみたい方、独創的なカクテルを楽しみたい方は、ぜひ石の華を訪ねてみてください。

住所/東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル B1
営業時間/18:00~翌2:00
定休日/日・祝(ゴールデンウィークは無休)

サンルーカル・バー(神楽坂)

古いお寺があり、江戸の風情を感じさせる街・神楽坂。料亭やレストランが神楽坂には集まっていることから、美食エリアとしても知られています。そんな街で「サンルーカル・バー」は、昼から本格的なカクテルを楽しめるバーとして多くの人に愛されています。

バーテンダーの新橋清氏は、銀座の名店「テンダー」で腕を磨いた実力者。少し仕事が早く終わった余裕のある日に食前酒を楽しみに、あるいはランチ後に軽くアルコールをたしなみに訪ねてみては。

住所/東京都新宿区神楽坂6-43 K's Place102
営業時間/14:00~23:00
定休日/月曜日

バー・ラジオ(南青山)

神宮・外苑前界隈のバーといえば、真っ先に名前の挙がる名店が「バー・ラジオ」です。オーナーバーテンダーの尾崎浩二氏がこの地でバーを開店したのが1972年のこと。その後、セカンド・ラジオ、サード・ラジオと3店舗を構え、現在はサード・ラジオ(現バー・ラジオ)のみ営業しています。

外観は、古いヨーロッパの洋館を思わせる一軒家。店内に漂うピンと張りつめた重厚な空気も、オーセンティックバーそのもの。やや緊張しますが、思い切って扉を開けてみてください。優雅で上質な大人の時間が待っています。

住所/東京都港区南青山3-10-34
営業時間/17:30~23:30
定休日/日・祝(年末年始休みあり)

行きつけのバーで過ごす大人の時間

友人、同僚と居酒屋で賑やかに飲むのも楽しいものです。しかし時には静かにバーでお酒との会話にひたり、自分との対話に耳を傾けてみましょう。行き慣れないと、なかなか自分らしく楽しむことは難しいかもしれません。そんな場合は、先輩や上司に馴染みの店に連れていってもらうのがいいでしょう。

少しずつバーでの過ごし方が分かってきたら、ぜひお気に入りの一軒を探してみてください。いくつかのバーを巡ることで、自分が好きなお酒やバーの雰囲気も分かってくるはず。

行きつけのバーを持つことは、友人や大切な人をスマートに誘うきっかけを得られたり、自分に向き合うための時間を大切にできたりと、さまざまなメリットがあります。有意義なひとときを過ごせるバーを探してみましょう。(提供:UpU