執筆者:株式会社ZUU
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毎日ドリンクを購入していませんか?たかが数百円かもしれませんが、積み重なれば大きな金額になり、意識的に出費をコントロールすれば1,000万円を貯めることも可能です。そこで今回は、具体例をあげて出費の見直しポイントを解説します。

塵も積もれば山となる――見落としがちな出費の具体例

20代,自己投資
(画像=UpU)

飲み物代を節約すれば海外旅行に行ける

喉が渇いてついつい自動販売機で飲み物を購入していませんか?外回りで空いた時間にほっと一息つくためカフェラテを買ったり、帰宅時に缶チューハイを買って自宅で飲むのが習慣になっている。そんな人は積もり積もった金額がどのぐらいになるか考えてみてください。

たとえば、120円の飲み物を1日1本購入した場合、1ヵ月で30本、金額にして3,600円です。これは昇給にも匹敵する金額です。昇給金額を見て一喜一憂していても、不思議と出費に気を遣う人は少ないのです。マイボトルを持ち歩いて飲み物代を節約すれば、簡単に昇給と同じぐらいお金が貯まります。

さらに120円の飲み物を1日2本購入した場合では、1ヵ月で7,200円。600円のカフェラテを週に3回飲んだ場合でも1ヵ月で7,200円です。1ヵ月7,200円なら年間では8万6,400円にもなり、年間で考えると大きな金額だと感じるでしょう。8万6,400円あれば海外旅行にも行けます。

外食と自炊では資産に数百万円もの差がつく

続いて外食と自炊の金額を比較してみましょう。外食中心だと1日の食費が2,000円~3,000円になる場合もあります。1ヵ月で換算すると6万円~9万円の出費です。しかし自炊なら1日1,000円以内に抑えることも可能で、1ヵ月で換算すると3万円程度に抑えることもできるのです。

自炊することによって毎月3万円から6万円分の差がつき、年間では36万円から72万円、10年間では360万円から720万円もの差がでます。

つまり、20代の10年間を外食中心ですごし、お菓子代や飲み会代も意識せず使っていた場合と、自炊生活で無駄な出費を抑えて暮らした場合とでは、10年にして数百万円もの差が出る可能性があるのです。

本当に大切なモノ・コト・時間にお金を使う

ここまで飲み物代や食費について具体例をあげてきましたが、「繁忙期は帰宅時間が遅く自炊は現実的ではない」「飲み会を断っていては社内の人間関係がうまくいかず昇進にも影響する」といった場合もあるでしょう。

外食や飲み会を一概に否定するわけではありません。大切なのはどのくらいの金額を自分が日々使っているのかを把握し、それが自分にとって本当に必要な出費なのかよく考えることです。

自炊は難しくてもご飯だけはまとめて炊いておき冷凍。おかずはスーパーのお惣菜を活用すれば金額を抑えることも可能です。

また、誘われたら手当たり次第に飲み会に参加するのではなく、自分にとって有益な仲間と密度の濃い飲み会にのみ参加するなど工夫の余地はたくさんあります。

見直すべき出費の項目は?

次に毎日の出費の中で見直せる項目について解説していきます。出費は固定費と変動費に分けて考えましょう。

固定費の見直しポイント

固定費には金額が大きな項目も多く、見直しのタイミングが遅れるほど出費が積み重なるため、固定費は優先しましょう。

固定費には通信費、家賃、保険料などがあります。たとえば通信費なら格安SIMへ切り替えれば毎月5,000円~は節約できるでしょう。

家賃は年収に見合っているかどうかを検討しましょう。家賃は月収の3割というのが昔からよくいわれています。しかし、最近では将来のことを考え、2割から2.5割に抑えるという人も多くいます。逆に月収の3割では防犯上問題があり、4割、5割を家賃に充てる人もいます。

保険料は不必要な保険に加入していないかをまず検討しましょう。20代独身であれば、できるだけシンプルな保障を選ぶと良いでしょう。また、特約などが重複していないかを確認することも大切です。

変動費の見直しポイント

変動費は金額の大きな項目から見直します。食費を節約するには自炊やお惣菜を活用、マイボトルを持ち歩くといった工夫があります。飲み会については、頻度が多すぎないか、その飲み会が浪費ではなく投資になるかを考え、本当に必要な集まりにのみ参加しましょう。

また、洋服代も頻度は少なくとも金額的には大きく重要度が高い項目です。学生時代と違い社会人なってぐっと収入が増えると、ついつい無駄使いしがちです。しかし、買ったのはいいけれど、1、2度着ただけなんてこともあるでしょう。その場合はネット通販での購入を控え、購入前に試着するクセをつけると衝動買いを防げます。

仕事用の服や靴など必ず必要なものは、セールのタイミングを狙ってまとめ買いしておくのも良いでしょう。他にも給料日後やボーナス支給時に衝動買いをしていないかなど、自分の行動にも焦点をあてて無駄を減らしましょう。

書籍代は自己投資になるのであれば無理に削る必要はありません。購入するときはレビューなどを事前によくチェックするクセをつけて本当に読みたい本を見つけましょう。

自分のお金の使い方を理解してコントロールすれば飛躍的に貯蓄ができるのです。そうすれば30歳までに貯蓄1,000万円を達成することも難しくはありません。自分がどんな人生を送りたいか考えながら、日々の暮らしを変えていくことが大切です。

毎日の小さな取り組みで貯蓄1,000万円を達成しよう

「塵も積もれば山となる」「千里の道も一歩から」という有名なことわざがあるように、毎日の小さな積み重ねが、大きな資産を築くことにつながるのです。金額が小さいからと一つひとつの出費をおろそかにせず、自分が何にどのぐらいお金を使っているのかきちんと把握することが貯蓄への第一歩です。(提供:UpU