執筆者:株式会社ZUU
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節約・倹約というと日々の生活を切り詰めるような暗いイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。大切なのは、自分が何にお金を使っているかを把握し、ムダを省いて自分にとって有益なものにお金を使うことです。今回は20代が知っておくと便利なお金との上手な付き合い方を解説します。

節約家と浪費家の極端なイメージを捨てる

20代,自己投資
(画像=UpU)

節約・倹約は、真面目やしっかり者といったイメージで美徳として語られることもあれば、つまらない、ケチといったイメージを持たれてしまうこともあります。特に20代のうちは「賢く節約してお金を貯めた話」よりも「パーっとお金を使い果たした話」のほうが武勇伝になりやすいかもしれません。

しかし「有り金を使い果たした話」や「貯蓄がない話」で笑いをとれるのは、20代まで。30代に差しかかれば周りから心配されるようにもなり、気づいた頃には友人や同僚との預金額に大きく差がついてしまっていた!なんてことになったら、笑い話にも自慢話にもならなくなります。

20代のうちからきちんとお金と向き合って節約・倹約に取り組んだ人と、20代でまったく意識せずにお金を使ってきた人とでは、30代の貯蓄額は大きく変わってきます。もちろん、節約・倹約にこだわるあまり、せっかくの20代を遊びにも飲み会にも行かず過ごせというわけではありません。

大切なのはバランスで、お金をまったく使わずになんでもケチケチと節約・倹約するのではなく、バランスを考えて自分なりのお金との付き合い方を見つけることが重要なのです。

節約・倹約すれば本当に使いたいことにお金を使える

節約・倹約のメリットは、自分が本当に使いたいとき(こと)に、使えるお金が増えることでしょう。「本当に使いたいとき(こと)」は人によって異なり、それが「旅行」「ショッピング」「勉強」「趣味」「遊び」など人それぞれです。

たとえば食費を倹約するため、外食中心の食生活から自炊に切り替えたとします。すると出費は抑えられるので、年に1回の海外旅行が実現し、毎月好きな洋服や化粧品を買えるだけの予算を確保できる可能性だって高まります!

具体的な例でみていきましょう!外食で1日2,000円かかっているのを自炊に切り替えて食費が1日1,000円になったとします。月に6万円かかっていた食費が3万円になり、これを1年続けたとしたら、1年で36万円(!)貯まります。どうでしょう、海外旅行に行けるだけの金額が十分に貯まりますよね!

また週3回600円のカフェ代を払う人がマイボトルを持ち歩けば、毎月7,200円が貯まり、貯まったお金で好きな服が買えます。

このように、実は昇給するよりも節約・倹約によって出費を見直したほうが、手もとに残るお金が増えることは多々あるのです。節約・倹約の効果というのは思っている以上に大きいと思っておきましょう!

無理せず出来る節約・倹約の3つのコツ

倹約の「生活を切り詰める」「ケチくさい」といったネガティブなイメージとは違い、少ない労力で節約・倹約できるコツを紹介していきます。

(1)自分の行動パターンを見直す

節約・倹約というと、電気を小まめに消す、コンセントを抜くといったことを思い浮かべる人がいるかと思います。ただ、実はそういった行動による節約の効果は微々たるものなんです。効果的に節約・倹約するなら、まずは自分の行動を見直すことが大切!

出費がかさむ行動の例として下記に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

・コンビニに入ると割高とわかっていてもあれこれ物を買ってしまう ・お腹が空いているときスーパーに行くと食料品を買いすぎてしまう ・給料日に街に出るとつい洋服や化粧品を買ってしまう ・ネットサーフィン中にネット通販で頻繁に買い物をしてしまう

これらはあくまで一例ですが、自分自身の行動を見直し行動から変えることで、無駄な出費を削減できることがあります。自分の行動パターンが分かれば、あとはマイルールを設定。マイルールの例もあげてみましたので参考にしてくださいね!

・コンビニに立ち寄る回数を減らす ・お腹が空いているときはスーパーに行かず、1回の買い物の上限金額を決める ・お金が財布にたくさんあるときや、給料日、ボーナス支給日は街に行かない ・ネットで見つけた欲しいものはよく考えて一週間後に購入する

(2)固定費を見直す

続いて効果が大きいのは固定費の見直しです。月々かかる通信費や保険費を見直しましょう。大手キャリアから格安SIMへ変更するだけで、通信費が半額以下になることがあります。保険なら、各保険会社のプランを比較し、より安いプランに変更することで、保険料を大きく削減できる場合があります。

固定費の見直しは手続きや調べるのが面倒だとつい後回しになりがちです。しかし、見直しのタイミングが遅れるほど毎月の出費はかさんでいきます。

優先順位を決めて早めに固定費の見直しに取り組むことが近道!通信費や保険費を見直したいけれど時間がない人は、下調べする時間をカットして窓口に出向き、手続きをしてしまってもいいかもしれません。

(3)浪費家は使う前に天引きして預金

節約・倹約の必要性は感じているけれど、つい誘惑に負けてムダ遣いしてしまう人や細かな作業や計算は面倒だと感じている人は、先に天引きしてしまうという方法を!

例えば、財形貯蓄や定期預金を活用して、給料日に自動的に一定額を貯蓄します。この方法を選択する場合では最初の金額設定が重要です。高い目標をかかげすぎて生活が苦しくなっては意味がありません。逆に目標が低すぎれば十分な金額が貯まらない可能性があります。

面倒でも最初だけ1ヵ月分の出費をしっかり計算し、無理のない範囲で金額設定したうえで財形貯蓄や定期預金の申し込みをすることが大切です。また、この方法ではクレジットカードの使い方に注意しておきましょう。残高不足で引き落としができないと個人の信用情報に傷がつくため、いくら使っていて、いつ引き落とされるのかを確認し、把握しておきましょう!

20代はお金との上手な付き合い方を見つける絶好の機会

節約・倹約は一概に生活を苦しくするものではありません。自分に合った方法を選択して節約・倹約に取り組めば、お金が貯まるのはもちろんのこと、自分の生活をより豊かにできます。

自分にとってムダだと感じられる出費を削ることで、本当に使いたいことにお金が使えると思うと、節約・倹約が楽しく感じるかもしれません。20代のときにこそお金との付き合い方を見つめ直して、自分のために使えるお金を増やしていきましょう!(提供:UpU