モトリーフール米国本社、2019年12月3日投稿記事より

ユーザーの電話に、病院の予定を思い出させる着信がかかってくるとします。

これは、クラウドベースのソフトウェア企業のトゥイリオ(Twilio、NYSE:TWLO)の通信ソフトウェアの導入によるものです。

同社株は2018年の初めから急上昇し、今年の7月下旬にかけて500%も上昇しました。

しかし、そこから30%以上下落しています。

以下は、トゥイリオに関して注目すべき6つのポイントです。

クラウド
(画像=Getty Images)

1.大きな潜在市場規模

2017年にコンサルティング会社のガートナーは、通信に費やされたグローバルな情報技術(IT)予算が1.4兆ドルであると推定しました。

トゥイリオのソフトウェアは、ネットワークおよび通信ハードウェアの複雑なレガシーシステム、カスタマイズされたアプリケーションを、より安価で使いやすい開発者向けのソフトウェアアプリケーションに置き換えます。

調査会社のIDCは、トゥイリオの主力サービスであるプログラマブルコミュニケーションクラウドについて、潜在市場規模を450億ドルと推定しています。

今年の売上高予測では、同社の市場シェアはわずか2.4%でした。

しかし今後、シェア拡大の大きなチャンスがあります。

2.コールセンター管理とIoTにおける事業機会

2018年10月、トゥイリオは2つの新製品を一般に公開しました。

「フレックス」とモノのインターネット(IoT)デバイス用の開発者キットです。

フレックスは、顧客がコンタクトセンターを簡単にセットアップして運用できるようにする製品です。

ライドシェアリングのリフトは、フレックスを導入しています。

これらの2つの製品は早期導入段階にありますが、長期的には大きく成長する可能性があります。

3.使いやすい開発者向けプラットフォーム

企業のソフトウェア開発者は、企業が技術を購入し、トゥイリオがそれらに対応するときに「重要な意思決定者」の役割を果たします。

ソフトウェア開発者は、トゥイリオのアプリケーションを簡単にダウンロードして、メッセージング機能を構築できます。

700万人以上の開発者がこのプラットフォームに登録しており、何ができるかをよく理解しています。

4.売上高の80%以上が従量課金

同社は、ときどき他のSaaS(Software-as-a-Service、ソフトウェアの必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるモデル)企業とひとまとめにされています。

しかし、売上高の80%以上はサブスクリプションではなく従量課金です。

コミュニケーションツールとして、トゥイリオは各コミュニケーションメッセージ(テキスト、通話、または電子メール)に対して顧客に少額の料金を請求します。

このビジネスモデルの場合、多くの費用を前もって支払うことなく、顧客がソフトウェアの使用量に応じて支払うことが出来ます。

5.海外顧客ベースの伸びしろ

トゥイリオの通信ソフトウェアは世界中の180か国で利用できます。

しかし、売上高の大部分は米国内で発生しています。

前四半期の売上高は2億1,100万ドル、つまり同社の売上高の72%が米国からのものでした。

海外売上高は年間で8,410万ドルになりましたが、昨年からほとんど増えていません。

前四半期の海外顧客アカウントの213%の増加は、将来に向けて良い兆候です。

今後数年間で米国以外の売上高が大きくなり、全体に大きく貢献するようになるでしょう。

6.CEOは経験豊富な起業家

CEOのジェフ・ローソンはトゥイリオの共同創設者であるだけでなく、有名なスタッブハブを含む他の3つの新興企業の創設メンバーでもあります。

また、トゥイリオンズとしても知られる従業員も、ローソンのリーダーシップ能力を信頼しています。

トゥイリオには、大きな潜在市場、経験豊富な創業者など、多くの強みがあります。

同社株式にはリスクがないわけではありませんが、急成長しているこのハイテク企業をウォッチリストに追加すべきでしょう。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Brian Withersは、トゥイリオ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、トゥイリオ株を保有し、そして推奨しています。