中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ=Huawei)の任正非CEO(最高経営責任者)は、「Googleなしでも世界No.1のスマートフォンになれるのか」という質問に対し、「それは問題になるとは思わない」と平然と答えた。米CNN BUSINESSのインタビューの一幕だ。

この質問と回答を読み解くには、ファーウェイのスマートフォンで今後Googleのサービスが一切使えなくなる可能性が浮上していることを理解していなければならない。米国からの禁輸制限によって、Google関連のソフトウェアやサービスの今後の利用に黄信号が灯っているからだ。

連載「経営トップ、発言の真意——WORDS by EXECUTIVE」の第15回ではファーウェイの任正非CEOの発言を取り上げ、直近のファーウェイの事業戦略などを解説する。

米中貿易摩擦の現状

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(画像=Bloomberg/Getty Images, ZUU online)

米中貿易摩擦は出口が見えない状態が続いている。きっかけとなったのが、中国の知的財産権侵害に対するアメリカ側の反発だ。