モトリーフール米国本社、2019年10月13日投稿記事より

堅実な業績を継続している代表的な米国配当株は、増配を維持しています。

プロクター&ギャンブル(NYSE:PG)、3M(NYSE:MMM)、コカ・コーラ(NYSE:KO)にはすべて、半世紀を超える増配の歴史があり、合計すると180年以上になります。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

コーラ
(画像=Getty Images)

プロクター&ギャンブル

消費財大手のプロクター&ギャンブル(以下「P&G」)は世界中で家庭用品を販売しており、数十億人の顧客がパンパースおむつや洗濯洗剤などを利用しています。

P&Gには様々なブランドがあり、それぞれが年間10億ドル以上の売上をもたらしています。

また、同社は63年間、増配によって株主に報いてきました。1株あたり0.7459ドルの現在の四半期の支払いで、同社の現在の配当利回りは約2.5%になります。これは、市場平均を若干上回っています。

P&G自体の成長は、世界の多く地域の経済状況が低調であるため、それほどうまくいっているとは言えません。

しかし、P&Gは、製品ポートフォリオ改革を継続することにより、時代とともに変化していくとみられます。

3M

3Mの配当に関する実績は、P&Gとほぼ同じです。

61年連続で増配を行ってきました。

これには、今年初めに3Mが行った6%の増配が含まれます。

これにより、四半期配当は1株あたり最大1.44ドルになり、現在の配当利回りは約3.5%になります。

米中貿易戦争の影響を受け、2019年に入り、3Mは困難な時期を迎えています。

第1四半期および第2四半期に売上高が減少しました。そして、今後の決算でさらに悪い数字が出る可能性があります。

しかし、3Mは幾度となく難局から立ち直ってきました。

イノベーションやヘルスケアや消費財などの分野で強みを持つ3Mは、株主還元のために効率的な事業戦略を進めていくとみられます。

コカ・コーラ

コカ・コーラは、57年間増配を続けています。同社の配当利回りは3%です。

コカ・コーラは、ライバルからの競争、砂糖が多いソフトドリンク製品の需要減、近年様々な課題に対処する必要がありました。

しかし、新タイプの飲み物に焦点を当て(ミネラルウォーターやスパークリングウォーターからジュース、お茶、エネルギードリンクに至るまで)、コカ・コーラはより一層成長する方法を見つけています。

それは、安定的な配当および増配に貢献するでしょう。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、プロクター&ギャンブル株をショートしています。モトリーフール米国本社は、3Mを推奨しています。