金融サービス企業はブロックチェーンだけでなく、人工知能と機械学習を最終的には導入するだろうが、迅速に採用するかどうかは、サポートするインフラに焦点が当たるだろう
アドバイザーはもはやクラウドを恐れていない、とFred Duden氏はThinkAdvisorに語った。
フィンテック企業の「Broadridge Financial Solutions」の製品開発グローバルヘッドであるFred Duden氏によると、金融サービスとフィンテック業界における過去1年間の最も重要なトレンドは、クラウドやその他のデジタル・テクノロジーの採用拡大、手数料・委託料の圧縮と保ち合いだったという。そして、こうした傾向は2020年も続くだろうと予測した。
さらに「Charles Schwab」「Fidelity」「TD Ameritrade」「Wells Fargo」などの企業がここ数カ月間、手数料のかからない取引へと移行していることは、これらの企業が「口座管理、リバランス、およびその方法に大きく焦点を当てている」ことを意味しており「拡張可能な方法でアドバイスの観点から競争するだろう」と、ThinkAdvisorに述べた。
同時に、フィンテックと金融サービスの主要企業は、デジタル技術と、ハイブリッドなオムニチャネル戦略で「どのような影響力を生み出すことができるか」が重要であると指摘した。