「将来の情報」も含めて経営に関する見通しを経営者にどう聞くのか解説する。

「売上や利益の見通し」をどう聞くか 市場動向やライバルの動きから数量・単価の見通しを確認

将来の情報も含めた見通しはこのようにヒアリングする!【2】
(画像=PIXTA)

売上拡大や利益確保について経営者へヒアリングする前に、今後の見通しを考えるうえでの参考資料を用意してから臨みたい。

自行庫内に蓄積された情報、あるいは民間調査会社や各省庁の資料、各業界団体ホームページなどの統計資料では、市場規模や動向について紹介されているので参考になるだろう。

さらに企業内部の強みも調べておく。「強み」と聞かれて例えば「高品質」との回答が得られたならば具体的な説明が聞けるはずだ。「他社よりもどれだけ品質に違いがあるのですか。製品を見せて教えていただけないでしょうか」と確認させてもらおう。

消費者として利用できるサービスであれば、担当者自身が体験してみるのもよいだろう。経営者自身は強みと思っていたものが、実際にはそうではないこともあるので、しっかりと確認してほしい。

強みがなければ、業界に追い風が吹きライバルが増えたとき脅威になる。逆に、向かい風が吹いても明確に差別化できるものがあれば、他社よりも大きな影響は受けないと考えられる。

数量や単価に分けて確認