債務者区分・信用格付に応じた支援の進め方と引当の考え方【1】
(画像=PIXTA)

債務者区分に応じた支援内容や引当の考え方と、融資を検討する際の稟議書の書き方を紹介する。

業界の競争激化で売上減少に悩む長年メイン先の老舗旅館業【正常先下位】

このように支援を検討しよう
設備改修やインバウンド対応を支援し正常先とは別枠での引当も検討

地方観光都市にある老舗旅館A社は、自行メイン先である。当地域は年々観光客が増加しているにもかかわらず、A社の売上高は毎年1000万円もの減少が続いている。

売上減少は利益減少に直結しており、今期はたまたま保険金1000万円の入金があったことで何とか黒字を計上できた状況だ。これを受け、正常先ではあるものの下位にランクされる こととなった。

債務者区分・信用格付に応じた支援の進め方と引当の考え方【1】
(画像=近代セールス)

インバウンド向けの広報や改修のアドバイスが有効