東京オリンピック目前。2020年以降に不動産価格が下落するのかどうかというのは意見が分かれるところです。日本の相場が読めない中、海外への不動産投資も人気が高まりつつあります。海外で不動産を購入するなら、今はどこが“買い”なのでしょうか。

海外不動産に注目すべき理由

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(画像=6natures/Shutterstock.com)

国内の不動産価格が上昇している現在。その一方で、少子高齢化による人口減少や経済情勢などが懸念されており、今後も上がり続けるかどうかは疑問視されています。日本が抱えている問題を考えると、海外の物件に注目する人も少なくありません。不動産購入を今の段階で検討するならば、国内だけでなく海外まで視野を広げておくとよさそうです。

どの国の不動産が買いなのか

それでは、実際に海外のどのエリアが“買い”といわれているのでしょうか。今後の成長が期待できるとともに、安定した伸び率が見込めるエリアも要注目です。

アメリカ

不動産価格が年々伸びているアメリカ。賃貸物件の家賃も上がっているので、家賃収入を期待する人にとってメリットも大。さらに、日本と比べて欧米では不動産オーナーの権利が強いもの。アメリカの不動産業界にブラックボックスのような不透明な側面は見られにくく、比較的フェアな市場だといえるので、海外での購入を考えたはじめた段階ではぜひ検討したい国です。

州によって法律が異なるほか、人口が減少している都市も少なくないので購入場所の選択は慎重に判断することが肝心です。

タイ

海外物件となると、安定した先進国よりも、今後の成長に期待が集まる開発途上国での購入を考える人は少なくないかもしれません。経済発展が注目されるアジア圏を対象にした投資が流行っています。

とくに、バンコク都心の高級マンションがここ最近では注目されています。都心部の高級マンション需要が増えているほか、タイでは日本の大手デベロッパーが進出しているのも安心できる要素のひとつです。日本のデベロッパーが手がける物件を選べば、比較的扱いやすいかもしれません。

マレーシア

マレーシアの中でも、経済成長率5.7%のジョホール州は好立地で今後の発展が楽しみなエリアです。「イスカンダル開発地域」という大型開発に伴って、今までとは違ったイノベーションやクリエーティブ産業など新たな分野への参入といった新しい動きも出てきています。シンガポールとの機能分担や優遇措置などを上手に生かすことによって、ジョホール州の今後の発展が期待できます。

一方、イスカンダル開発が失敗に終わるのではないかという意見もあり、投資家によっても評価が分かれるエリア。今後の開発計画がどのように進んでいくのかによって、“買い”となるのか否かは大きく変わってきそうです。

前述のタイ同様、東南アジアの発展途上国は通貨の信頼性が低いため、世界的な金融危機が起きた場合の打撃が大きい面もあります。経済や世界情勢の動向とともに、購入物件を見極めましょう。

海外不動産を購入するときの注意点

国内の物件同様、海外不動産の購入にはリスクや注意点が存在します。さらに、法律や住環境など、現地の事情も知っておく必要があるでしょう。

手続きをはじめ、不動産を購入した国の法律に従うので、現地の法律を理解しておかなければなりません。そのため、現地の専門家に確定申告などの税務的な処理を依頼することになるでしょう。賃貸不動産を購入し、家賃などの収益が生まれる場合は事前に確認する必要があります。専門家の手配はもちろん、その分の報酬やコミュニケーションコストなどを踏まえて購入を検討するようにしましょう。

現地での税務処理だけでなく、居住している日本でも確定申告を行わなければなりません。つまり、現地と日本で2回分の手間がかかることに。国内の物件よりも負担が発生します。

また、現地と日本で二重に納税している場合、「外国税額控除」によって納税分が戻ってきます。控除額に一定の制限があるため全額とはいきませんが、二重に納税しているならば忘れずに活用しましょう。

海外の不動産購入も視野に入れてみては?

今すぐに不動産購入を考えるなら、やはり国内だけでなく海外も視野に入れておくとリスク分散につながります。海外の不動産購入の注意点もふまえたうえで、今“買い”となるエリアの物件を注視してみてはいかがでしょうか。(提供:ANA Financial Journal

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