域従業員,資産形成,サポート
(画像=Syda Productions/Shutterstock.com)

企業に勤める職域従業員の資産形成を考えるうえで必須知識となる、企業年金・財形等についてQ&Aで解説する。

Q1 会社員が加入できる年金にはどんなものがある?

A 日本の年金制度は「3階建て」といわれる。

まず1階は「公的年金」だ。国が運営する年金制度で、基礎的部分を支える国民年金、企業に働く者や公務員などに上乗せされる厚生年金保険がある。

そして2階部分が、企業がその従業員の老後の生活を豊かにすることを目的として準備する年金制度である「企業年金」である。様々な種類があるが、主なものとしては、確定拠出年金(DC)と確定給付年金(DB)がある。また、中小企業で働く人たちを対象として、中小企業退職金共済制度(中退共)、特定退職金共済制度(特退共)などの制度もある。

企業年金制度では、将来の年金給付のために継続的に掛け金を積み立て、退職する・一定年齢に達するなど一定条件が満たされた際に年金を支払う(一時金を選択できる場合もある)。

掛け金については、すべて企業が負担するもの、企業と従業員の双方が負担するものがある。年金制度への参加についても一定条件を満たした(雇用形態や勤続期間など)者がすべて参加することになっていたり、任意参加になっていたりする。

3階部分は私的年金