域従業員,資産形成,サポート
(画像=l i g h t p o e t/Shutterstock.com)

③50代のプレリタイアメント層を対象としたセミナー
定年後のライフプラン表で収支イメージをつかんでもらう

50代になると、定年退職および老後の生活が間近となってくる。この年齢層向けのセミナーについては、公的年金の基本事項の整理、そしてセカンドライフの資金計画(ライフプラン)の考え方が有益な話題となってくるだろう。

公的年金については「ねんきん定期便」の見方を通じて、従業員が自身の将来の受取り額を把握できるようにしていくとよい。数字は架空のもので構わないので、2号被保険者の、ねんきん定期便のサンプルを資料として用いると、基礎的な知識を整理することが容易になる。

これに加えて、年金の「繰上げ・繰下げ支給」についても説明したい。近時は、最長で70歳まで受給開始を繰り下げることによって、年間受給額が約1・4倍になることが話題になっているが、実際に何歳から年金を受け取るべきかは各人の資金繰りによって異なってくる。

また、70歳支給開始の合計受取額が、65歳支給開始の合計受取額に追いつくのは、およそ82歳頃になる──といった点を説明することで、従業員は定年以降、20〜30年間の幅を大きく捉えた資金計画の必要性を実感していくことになるだろう。

こうした公的年金に関する説明を受けて、定年後の資金計画の話題へと移行していくのが、1つの流れになる。

不測の事態に耐え得る資金確保の必要性を伝える