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創業間もない企業から融資の相談があったがどのように支援すればいいの?

独立・開業して1年ほど経った企業から、「資金繰りに困ったので…」と融資を相談されました。どんなことを確認すればよいですか。また、どんな状況なら前向きに検討できるでしょうか。

創業間もない企業には前向きな支援が必要だが、実績がないので決算書はないし、経営者の能力は未知数だ。融資の相談を受けても審査の材料が少なく、今後の見通しを評価するのにも苦労する。

創業間もない企業から融資の相談があったら、まずは試算表などの経理資料、それがなければ取引口座などから売上の入金、仕入れや諸経費の支払いといった記録を確認し、事業計画どおり経営が進んでいるかをチェックしよう。

事業計画書が、自行庫や創業支援の専門家が作成を支援したものなら、ある程度は実現可能性の高い内容だろう。創業後の経営が不調な場合だけでなく順調な場合も、なぜ計画以上の実績を上げているのかヒアリングしたい。たとえ好調でも、それが続くかどうかを確認する必要があるからだ。

担当者「計画以上の実績になっていますね。かなり営業活動に力を入れたのですか。今後の見通しはいかがでしょうか」

経営者「当社のサービスが業界紙で紹介されて以来、問合せが増えています。こちらは契約書のコピーです。当面は毎月安定した受注が期待できます」

このように今後の見通しについて懸念がないケースなら、前向きに対応できるだろう。

当初の事業計画との差や今後の見通しを確認