従業員,資産形成,サポート
(画像=eggeegg/Shutterstock.com)
30代独身女性のお客様がよく来店します。通帳を見ると高収入ですが、家賃やクレジットカードの引落しも多く残高が増えていません。アドバイスをしたいのですが、どうすればよいですか?

最近はテレワークが広がっているし、サテライトオフィスもある。また、フレックスタイム制度を導入している企業も多いため、高収入の30代独身女性、いわゆる「バリキャリ」のお客様が店頭に訪れることも少なくはないだろう。

高収入・独身にもかかわらず、支出が多くて資産形成ができていないお客様は、客観的に見て「もったいないな」「もっとうまくやればいいのに」と思わずにはいられない。ある意味「アドバイスのしがいがある」お客様である。

相談者もアドバイスをしたいと考えているようだが、アプローチのきっかけがつかめずに困っているという。既婚者や子育て中のお客様であれば、住宅取得資金や子どもの進学資金といった「将来のマネープラン」を糸口にアプローチができるが、30代独身女性のお客様の場合、「将来がどうなるかなんて分からない」という反応がイメージされるからだ。

こうしたお客様は、他の金融機関にも取引があったとしても、同様のイメージからアプローチを受けていない可能性が高い。どこの金融機関からも「塩対応をされそうだからアプローチはやめておこう」と思われているとしたら、そのお客様には「資産形成に取り組むチャンス」「支出を見直し貯蓄体質に変わるチャンス」が永遠に訪れないかもしれない。それではお客様のためにならない。

貯蓄の習慣付けにライフプランは関係ない