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(画像=carballo/Shutterstock.com)

お客様から「夫が亡くなると私は夫名義の家に住み続けられますか」と相談を受けました。そのような方法はありますか。

今回の民法改正のポイントの1つに、相続で残された配偶者の生活に配慮するという点がある。その一例として、配偶者の居住の権利を保護する「配偶者居住権」の新設が挙げられる。

夫が亡くなった後も、長年住んでいた自宅に住み続けたいと希望する妻は多い。しかし、夫の相続財産の金額や財産内容によっては、妻が自宅を相続できないケースもある。

また、妻が自宅を相続することになった場合でも、財産内容によってはほかの財産を相続することができなくなり、これからの生活が安定的に過ごせるかどうか心配になる。

そこで、被相続人の死亡後、配偶者の生活維持のため、配偶者がそのまま建物に住み続けられることを確保するための制度として「配偶者居住権」「配偶者短期居住権」が新設された。

配偶者が亡くなるまで自宅に住み続けられる権利