米国経済の製造業と企業投資は苦境に立たされているが、サービス業と消費支出は好調だ

しかし、専門家らは、貿易戦争の激化やWarren氏、あるいはSanders氏の選挙での勝利が、景気後退を誘発する可能性があると指摘した。

米国経済は、2020年も減速が続くと予想されているが、貿易、弾劾、次期大統領選挙の結果などの問題に対する不透明感が続いているが、堅実な個人消費とほぼ堅調な雇用市場が今後も続くことから、景気後退に陥ることはないだろう。

J.P.Morganの2020年の市場の見解と投資の見通しによると、米国経済は減速したものの「2020年の景気後退は避けなければならない」という。

さらに、12月5日にニューヨークで開催された経済展望イベントで講演した「Capital Group」の3人のエコノミストはいずれも、2020年の米国の景気後退を予測しなかった。

しかし、エコノミストや業界の専門家の中には、中国と米国の貿易戦争が突然激化し、Bernie Sanders氏やElizabeth Warren氏が次期大統領選挙で超進歩的な政策で勝利する可能性があることは、米国経済を景気後退に追いやるブラックスワン・イベントの1つになるかもしれないと指摘する人もいる。けれども、これらの専門家の間では、来年には貿易戦争が再燃することはなく、Sanders議員やWarren議員が当選したとしても、議会で彼らの代表的な提案を通過させるのは困難な戦いに直面するだろうという意見で概ね一致している。