スマートフォン決済のPayPayといえば頻繁に行われる高額キャッシュバックが特徴です。なぜこのような大胆なサービスが行えるのでしょうか。

PayPayの高額キャッシュバックキャンペーンは20%が当たり前?

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(画像=StreetVJ/Shutterstock.com)

PayPayが高還元率のキャンペーンを立て続けに行っています。例えば2019年11月に行われた東京虎の門や西新橋で決済を行うと最大20%還元される「勝手にお得っ区(おとっく)キャンペーン」や、ショッピングサイト「PayPayモール」での買い物でTポイントを含む最大20%還元されるキャンペーンなど盛りだくさんです。また、PayPayの知名度を一気に上げたのは、2018年12月に行った「100億円あげちゃうキャンペーン」ではないでしょうか。

このキャンペーンは支払額の20%がPayPayボーナスで還元されるうえ、10回に1回の確率で全額がPayPayボーナスで還元されるという大変太っ腹なものでした。

大企業グループだからこそできる先行投資

「100億円あげちゃうキャンペーン」をはじめ、キャンペーンにかける莫大な費用はどのようにして回収しているのでしょうか。決済サービスの基本的なビジネスモデルは、加盟店舗から受け取る決済手数料です。PayPayも同様でしょう。ただし2つある決済方式のうちユーザーが読み取る方式については手数料を3年間無料にすることを表明しています。これも加盟店を増やすためのキャンペーンの一つです。

つまり集客にかけるコストをすぐに回収しようとするのではなく3年以上の長い期間をかけて収益化しようとする姿勢が見られます。キャンペーンはあくまでも先行投資ということです。タイトルの「なぜこんなに頻繁にキャンペーンができるのか」という問いに対しては「大企業グループの傘下だから」という身もフタもない回答になってしまいます。

運営会社であるPayPay株式会社はソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁企業です。日本を代表する大企業グループの一員だからこそ潤沢な資金での先行投資ができるということでしょう。

目先の利益よりもスピードを追求する姿勢がファンを増やしている

PayPayはスタートから約1年でユーザー数を2,000万人にまで伸ばしています。(2019年11月時点)好調の背景には、より早く利用者や利用可能な店舗を増やすため、思い切ったキャンペーンへの先行投資を行っているといえるでしょう。(提供:ANA Financial Journal

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