市場の価格操作を行い、それを不正に隠蔽したと疑いがかけられている

2人のクライアントは、SARが申請された後、自分たちの身を守るために多額の費用を費やしたとして、Fidelityを訴えた。

米投資サービス会社Fidelity Brokerage Services LLCの弁護士らは、月曜日に同社が疑わしい株式取引について米金融規制当局に報告しただけでは、民事訴訟で責任を問われない、とした連邦控訴裁判所の判決を維持するよう米最高裁判所に求めた。

法律事務所のJones Dayに指摘されるFidelityは、第一巡回区控訴裁判所が2019年4月に下した判決をそのままにしようと争っている。連邦銀行秘密法の規定により「不審な活動レポート」と呼ばれる自主的かつ秘密の開示を行った金融機関に対する免責が与えられている。このような提出は、頭文字をとって「SARs(suspicious activity reports)」と呼ばれ、連邦当局が潜在的な金融不正行為を調査するのに役立つ。

パートナーのShay Dvoretzky氏が率いるJones Dayのチームは「AER Advisors Inc. 」とその顧客である「Deutsch Family Wine & Spirits」の会長のWilliam J. Deutsch氏、および同社の最高経営責任者を務める息子のPeter Deutsch氏が9月に提出した最高裁への申し立てに異議を唱えている。DeutschesとAER Advisorsの代理人は、ニューヨークのAlent Fox法律顧問のHoward Graff氏である。