モトリーフール米国本社、2019年12月9日投稿記事より

12月にテスラ(NASDAQ:TSLA)のサイバートラックの発売により、CEOのイーロン・マスクとテスラは多くのメディアの注目を集めました。

新しい車両はすでに20万件以上の予約注文があり、非常に好評を博しています。

エキセントリックなサイバートラックにより、電気自動車メーカーとしてのテスラがさらに印象づけられたことでしょう。

しかし、米国以外では、テスラを上回るために静かに立ち上がっている企業があります。それらの企業を以下で紹介します。

電気自動車
(画像=Getty Images)

1.ニオ

上海に拠点を置くニオは「中国のテスラ」と呼ばれており、注目すべきでしょう。

2014年に設立されたニオ(NYSE:NIO)は、海外市場向けの高級電気自動車を製造しています。

同社の製品は一般的に高い評価を得ています。

しかし、同社の経営はリスクが高く予測不可能であるとも言われています。

ひとつには、同社は大量解雇と予定していた工場建設のキャンセルにより、今年非常に悪いスタートを切りました。

一部のアナリストは、同社自体がアピールしているバリュエーションが、現在の財務実績ではなく「潜在的」数値という漠然とした概念に基づいていることを懸念しています。

一方、最近、同社の株価は上昇傾向にあります。

第4四半期(8~10月)に、ニオは約5,000台の車両を納車し、前年同期比35%の販売増を記録しました。

そして、テクノロジー大手のインテルとの提携を発表したことで株価が急上昇しました。

ニオはハイリスクの投資対象ですが、その非常に低い株価(4ドル前後)は魅力 的との見方があります。

2.BYD Company

深センを拠点とするBYD Company(OTC:BYDDF)は、世界で最も急成長している自動車メーカーの1つです。

珍しい名前(「Build Your Dreams」の頭字語、中国語では比亜迪)からそのユニークな本社(学校、ホテル、モノレールシステムを備えた670エーカーのキャンパス)まで、同社はシリコンバレーの初期の雰囲気を醸し出しています。

国際的にはあまり知られていませんが、BYDはすでに中国の巨大企業です。

同社はバッテリー駆動車の世界最大のメーカーで、その膨大な製品群は家電からエネルギー貯蔵まで、ほぼすべてのハイテクセクターに関係しています。

同社は中国以外ではほとんど影響力がありません。

同社は、真のグローバルな野心をまだ示していませんが、これは今後の大きな成長余地がないということではありません。

電気自動車は中国の自動車販売全体の2%しか占めていませんが、これは中国の充電ポイントが不十分だからです。

今のところ海外進出計画はありませんが、BYDの今後に注目すべきでしょう。

3.フォルクスワーゲン

イーロン・マスクが今年、テスラの次のギガファクトリーをベルリン郊外に建設すると発表した時、注目はドイツの自動車産業に向けられました。

テスラの電気自動車1強時代を変えようとしているのは、フォルクスワーゲングループ(OTC:VWAGY)です。

11月に、同社はID.3と呼ばれる新しい電気自動車の生産を開始しました。

フォルクスワーゲンは、2028年までに数百億ユーロを投入し、70もの新しい電気自動車モデルを投入することを目指しています。

世界最大の企業の1つで、創立82年のフォルクスワーゲンは、数え切れないほどの混乱を乗り越えてきました。

独裁体制、戦争、そしてドイツの分裂と統一は言うまでもありません。同社には、長期目標を達成する底力があるでしょう。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。MyWallSt編集者はテスラのロング・ポジションを保有しています。モトリーフール米国本社は、テスラ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、インテル株を推奨し、以下のオプションを推奨しています(2020年1月50ドルのショート・コール)。