これだけ理解しよう!日経新聞マーケット記事の読み方
(画像=PIXTA)

近頃、景気の良い話はあまり聞きませんが、株価は上がっています。どんな背景があるのでしょうか?

不況下の株高。2019年のマーケットの流行語大賞があれば、おそらく有力候補になっていたでしょう。日本経済新聞も、2019年を総括する言葉として用いています。

「今年のマーケットはまさに『不況下の株高』を地で行く展開だった。(中略)足元の景況感の悪化よりも(中略)①米中関係の悪化に歯止めがかかる②世界経済が持ち直しに向かう③日本の企業業績が3年ぶりに増益に転じる――という3つの期待が9月以降の日本株を押し上げてきた」(日経新聞2019年12月12日付朝刊)

日本株と景気動向指数を並べてみても、その傾向は歴然です(図表)。2018年まで株価と景気指数はきれいに連動していますが、2019年以降は、まさに「不況下の株高」を絵に描いたようです。

なぜ不況でありながら株高となったのでしょうか。なぜ景気と株価が連動しなくなったのでしょうか。その点を考えていきましょう。

景気や企業業績以外のファクターが大きく影響