共働き世帯が増え、男女の性別的な役割を押し付ける風潮は少しずつ弱まってきました。それでも、働く女性が仕事とプライベートの狭間で悩みに直面することは多々あります。今回は、働く女性が自分の人生を充実させるために、夫婦で話し合っておきたいことをお伝えします。

共働き世帯ならではの悩みを夫婦で共有する

共働き世帯,働く女性,夫婦
(画像=PIXTA)

最近では、共働き世帯も珍しくなくなってきました。

女性起業家がメディアで取り上げられたり、料理男子が話題になったりと、男女の性別的な役割意識も薄れてきています。一方で、これらが話題になるということは、性別的な役割意識がいまだに根強く残っている証拠だとする見方もあります。

共働きでも、家事や育児の負担がどうしても女性にかたよってしまうなど、悩みや課題は尽きません。そうした問題を解消するために、日頃から夫婦で悩みを共有しておく必要がありそうです。

働く女性が直面する悩み――キャリアと妊娠・出産・育児の両立

社会的に性別的な役割意識が薄れたとしても、妊娠・出産は女性特有のものです。妊娠・出産を女性が担う以上、たとえ数ヵ月でも女性はキャリアを休止することになります。

「子どもが生まれたから、ますます仕事をがんばろう!」と思う男性は多くても、「子どもが生まれて、これから育児もある中で仕事をする時間はとれるだろうか?」と不安に思う男性は、まだ少ないのではないでしょうか。

男女での意識の違いを夫婦の間でもきちんと認識し、お互いに歩み寄りができるような関係性を目指していきましょう。

マミートラック、マタハラ・パタハラの問題

出産や育児への理解度は企業や職場によってさまざまですが、マミートラックやマタハラ、パタハラといったことが実際に起き、問題視されています。

出産を終えた女性が単純作業しか任せてもらえず、出世コースから外れたキャリアを歩まざるを得なくなることがあります。出産後に歩むこのようなキャリアコースを、マミートラックといいます。

マタハラ、パタハラはマタニティ・ハラスメント、パタニティ・ハラスメントの略で、出産後の女性や育休取得中の男性に職場や同僚が嫌がらせをすることをいいます。「周りに迷惑だから」と暗に退職をすすめられるケースや、同僚に「子育て中の人は楽ですね」と嫌味を言われたりするケースがあります。

パートナーの無理解や無関心が働く女性を孤独にする

こういった職場や世間の風当たりが強くても、パートナーの理解があれば、乗り越えることができます。しかし、パートナーから「そんなことでいつまでも悩むな」といった心無い言葉を投げかけられたり、無関心に振る舞われたりすると、一気に心がくじけてしまいます。

共働きで家事や育児を夫婦で分担していたとしても、働く女性は社会的な圧力を感じる場面が意外に多くあるものです。そのことを男性側が理解してくれるだけで、心がずいぶん軽くなることもあります。

男女の性別的な役割意識は、一朝一夕に取り払えるものではありません。時には、世間体や社会の圧力に屈しそうになることもあるでしょう。だからこそ、大切なパートナーとしっかりコミュニケーションをとり、自分たちにとってベストな形を模索していくことが大切といえそうです。(提供:ANA Financial Journal

【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
年収1,000万円超の独身男性が「自分の楽しみ」のために購入している5つのもの
バフェットが90%これに投資してOKとまで言った魔法銘柄!S&P500連動ETFの魅力
「年収2,000万円」止まりの人と、その上にいく人の違い
日本の「上流階級」が人生100年時代とともに減少する理由
死ぬまでに行きたい世界の絶景!ランペドゥーサ島の魅力