高齢者の逆走やペダル踏み間違い事故、悪質なあおり運転など、いままで社会問題化しなかったことがニュースになっています。もしこのような場面に遭遇したときに証拠になるのがドライブレコーダーです。しかしドライブレコーダーを付けるのは車だけで大丈夫なのでしょうか。実際には、車よりもバイクのほうがあおられる危険度は高いです。

そこで本記事ではバイクであおられたときに重宝する、バイク専用のドライブレコーダーについて解説します。

ドライブレコーダーは標準装備されない?

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(写真=鈴木博之)

動画記録を残せるドライブレコーダーですが、実は車の標準装備にはなっていません。なぜならすべての人がドライブレコーダーの必要性を感じてはいないからです。そのため、自動車メーカーではオプションとして用意しています。ドライブレコーダーを装備していれば車外や車内が撮影できるため、万が一のときの一部始終が記録に残る点は安心につながるでしょう。

バイク専用のドライブレコーダーが必要なわけ

全国ハイヤー・タクシー連合会がまとめた「自動車用ドライブレコーダーの導入状況」によると全国のハイヤーやタクシーのドライブレコーダーの導入率は約84.8%でした。(2018年度)そのなかでも東京都のタクシーは99.6%とほとんどの車が導入されています。しかしソニー損保の「2018年全国カーライフ実態調査」によると一般車のドライブレコーダー搭載率は31.7%と低い状況です。

バイクの場合は一般車よりもさらに搭載率は少ないことは予測できるのではないでしょうか。そのため車に比べて事故率が高くケガも多いバイクこそドライブレコーダーが必要なのです。ドライブレコーダーの代わりにスマートフォンやアクションカムをバイクやヘルメットに取り付けて撮影することも方法の一つといえます。

しかしバッテリーの問題や実際に事故が起きたときに映像が保存されているのか不安が残るため、バイク専用のドライブレコーダーを使ったほうが賢明です。

バイク専用のドライブレコーダーは大きく分けて2種類

バイク専用ドライブレコーダーは大きく分けると「バッテリー内蔵の一体型」「本体とカメラが別の分離型」の2種類です。一体型はバイクから取り外せばビデオカメラとしても使えます。一方、分離型はバイクのバッテリーから電源供給するのでバッテリー切れの心配もありません。さらに分離型のカメラは非常に小型のため目立ちにくいのが魅力です。

本体はシートの下に設置するためしっかりと記録が残り、バイクに付けっぱなしでも盗まれにくいといった特徴があります。上位モデルの場合は以下のような機能も役に立つでしょう。

  • 前後2カメラ
  • 常時録画
  • 衝撃があったときに記録して保存
  • 手動録画を使い分けられる
  • 無線LANやGPSを内蔵している

「ドライブレコーダーがLED信号に対応しているかどうか」も重要です。LEDは1秒間に東日本の場合は100回、西日本の場合は120回点滅しているといわれています。そのためLED信号に対応していないカメラで撮影すると信号機の色が映らない可能性があるため注意が必要です。

ドライブレコーダーは歩行者も?

バイク専用のドライブレコーダーは本体サイズがコンパクトになり購入しやすい価格になってきています。そのためバイクを運転する人はあおり運転対策のためにもドライブレコーダーの導入を検討したいところです。今後はバイクだけでなく自転車や歩行者、車いす、ベビーカーなどにまで装着が当たり前の世の中になるかもしれません。(提供:ANA Financial Journal

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