パーソナライズ化が進行することに伴い、筋力トレーニングやサプリメント、香りなど自分だけのオーダーメイドで楽しむ時代が到来しています。オーダーメイドが人気になっている原因はなんでしょうか。近年誕生したオーダーメイド製品から、その理由を掘り下げていきましょう。

オーダーメイドは進化している

パーソナライズ,オーダーメイド
(画像=Ned Snowman/Shutterstock.com)

オーダーメイドというとスーツやドレス、靴などのファッションに関するものをイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし近年ではさまざまなオーダーメイド製品が誕生しています。例えばフィットネスです。オーダーメイドのパーソナルトレーニングはすっかりメジャーなものになりました。自宅にトレーナーを呼べる出張型のパーソナルトレーニングも人気。

次にサプリメントです。機器に触れるだけでその人に必要な栄養素を自動で推算してサプリメントを提供するオーダーメイドのサプリメントサーバーも登場しています。香水好きがぜひ手に入れたいのがオーダーメイドフレグランスです。個人向けのオリジナルフレグランスを販売するメーカーも数多くあります。

さらには、おにぎりのオーダーメイドサービスも登場しています。ありそうでなかった「好きな具を入れて好きなもので包める」オーダーメイドおにぎりは、既存の概念を打ち壊した例です。

消費者の購買意欲を高めるオーダーメイド

一億総中流時代の日本では「世間がみな同じものを所有する」ことが豊かさの指標でした。ところが現代では、「人とは異なるもの」「希少性の高いもの」に対して価値を見出す傾向です。希少性の高いものは発見すること自体が難しく、発見したとしてもそれを手に入れるためにはそれなりの費用と労力も必要となるでしょう。

入手の際にかかるあらゆるコストが高ければ高いほど、そのものに対して高い価値を感じ、満足感も得られやすくなります。「自分だけが所有しているもの」「自分のためにあるもの」に対しては、特別な愛着を持つ人も多いでしょう。オーダーメイドの商品やサービスには「この世で唯一無二のもの」という希少性と「自分だけのもの」という特別感があります。この2つが消費者の購買意欲をかき立てて消費行動を生むのです。

オーダーメイドビジネスはテクノロジーでさらに進化する

近年盛んなオーダーメイドは、消費者の心理をうまく利用したビジネスモデルです。以前からある手法ではありますが、テクノロジーが進化した現代では旧来とは異なる切り口で成功した例もあります。希少性や特別感、真新しさを加えた「ZOZO SUIT」が好例です。体全体のサイズを測定するためのスーツをまといスマートフォンを使ってデータを取得。顧客に最適な商品を提供する「画期的な」サービスとして大きな注目を集めました。

「オーダーメイド×IT」領域には、さまざまなビジネスチャンスが眠っていそうです。(提供:ANA Financial Journal

【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
年収1,000万円超の独身男性が「自分の楽しみ」のために購入している5つのもの
バフェットが90%これに投資してOKとまで言った魔法銘柄!S&P500連動ETFの魅力
「年収2,000万円」止まりの人と、その上にいく人の違い
日本の「上流階級」が人生100年時代とともに減少する理由
死ぬまでに行きたい世界の絶景!ランペドゥーサ島の魅力