世界最大規模のSNSであるFacebookが、世界中で波紋を呼んでいる独自の仮想通貨「Libra」の構想に続き、決済機能「Facebook Pay」を発表。さらに、ユーザーの共有特性に基づき、お金の使い方をパーソナルにアドバイスしてくれる金融サービスの提供に向け、特許を取得しました。

主要SNSからシームレスな決済ができる?「Facebook Pay」

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(画像=Mercigod/Shutterstock.com)

SNSの先駆者として有名なFacebookが金融サービスというと、意外に感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、同社は金融分野においてすでに124件以上の特許を取得しています。

最新の動きは、クレジットカードやPayPalなど決済手段の情報をあらかじめ入力しておくことにより、FacebookとMessengerから簡単に送金・決済ができる「Facebook Pay」です。2019年11月に米国でサービスを開始したばかりですが、将来的にはInstagramやWhatsAppといった他のSNSとも連動させ、グローバルな展開を予定しています。

SNS時代の支出管理・予算計画アプリも開発中

また、月間ユーザー数約24億5,000万人 (2019年9月データ)というトップSNSの利点を生かした、支出管理・予算計画アプリも開発中です。

クレジットカードや銀行口座の情報をベースとする、既存の支出管理アプリと一線を画すプラスアルファの要素として、インシステム(システム内に組み込まれた)購入データから取引履歴の全体像を把握し、支出の内訳をカテゴリー化(食料、衣服、光熱費など)。さらに、個々のユーザーの支出傾向を、人口統計や居住地、職業、興味など、ユーザーの共有特性に基づいて比較し、生活スタイルや年齢に合わせた予算を推奨してくれる優れもの。

例えば、「映画鑑賞とラグビーに興味がある東京在住の35歳」というプロフィールに基づき、同じ趣味をもつ同年代、同地区のユーザーと比べ、特定のカテゴリーで使い過ぎているかどうかといったことが一目で分かる仕組みです。

さまざまな層のユーザーの支出傾向を検索できる機能もついているため、移転を予定している地域のユーザー支出を調べることで、新生活の予算が組みやすくなるといった使い方も可能です。

「SNSファイナンス」が変える未来の生活

Facebookの積極的な金融セクターへの参入は、産業の境界線を越えた「SNSファイナンス」という新たな分野を生みだそうとしています。Facebookを始めとするSNSを通し、お金の管理がトータルでできる時代が訪れる日も、そう遠い未来ではないかもしれません。(提供:ANA Financial Journal

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