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⑴ 論理的に全体像を把握する

全体像を把握することはとても重要です。しかし、人は往々にして漠然と捉えているだけで、論理的に捉えることはまれです。そこで、ここでは、論理的に捉える方法について解説していきます。

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(画像=ビジネス教育出版社)

ロジカル・シンキングを学ぼうとすると、必ずと言っていいほど出てくるのが「MECE」(「ミーシー」もしくは「ミッシー」)という言葉です。これは、Mutually Exclusive and CollectivelyExhaustiveの頭文字を取った略称で、「ヌケ・モレが無くダブリがない状態」のことを言います。つまり、ロジカル・シンキングに必要な論理展開において、MECEの状態にあれば論理構造の完成度が高いと判断することができます。ちなみに、このMECEという言葉は、コンサルティング会社のマッキンゼー&カンパニーが社内で使ったのが最初と言われています。

MECEは、全体像を分解していくことで問題を明確化させ、それをもとに具体的な解決策を導き出すという、ビジネスの世界で重宝されているツールです。最初に紹介した、ファミリーレストランでランチのメニューを決めるシーンを思い浮かべてください。何を食べるのかを決めるとき、多くの人が、「和食、洋食、中華」、あるいは「ご飯、麺類、パン」といった分解をするのではないでしょうか。ほかにも「早い、普通、ゆっくり」といったように、時間に注目して分解する人もいるかもしれません。

食べるものを決めるとき、例えば食事のときも「モレなくダブリなく」考えているのです。これは、全体像を意識して選択しようとしている行為に他なりません。このように多様な視点からメニューをモレなくダブリなく分解することで、初めて自分の目的を達成するための選択肢が見えてくるのです。つまり、分解して考えることによって、見過ごしている点にも意識が向きやすくなるのです。

⑵ モレなくダブりなく考える