「我々には地球の全人類に資する責務がある」——。米Microsoftのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)はTwitterでこう述べ、同社が掲げた新たなミッションを紹介した。それは2030年までにMicrosoftが「カーボンネガティブ(Carbon Negative)」になるというものだ。

カーボンネガティブとは、二酸化炭素の排出量よりも除去量を多くすることを言う。地球温暖化の緩和には大気中の二酸化炭素を中長期的に除去する必要があると言われており、Microsoftは自社のアクションや製品で地球環境への貢献を果たす構えを明確した形だ。

連載「経営トップ、発言の真意——WORDS by EXECUTIVE」の第17回では、Microsoftのサティア・ナデラCEOの発言を取り上げ、二酸化炭素排出をめぐる企業の動きを解説していこう。

「カーボンニュートラル」を掲げるAmazonを意識か

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(画像=Bloomberg/Getty Images, ZUU online)

企業における二酸化炭素削減の取り組みとしては、排出量で実質ゼロを目指すAmazonにも注目が集まっている。この取り組みは「カーボンニュートラル(Carbon Neutral)」と言われ、同社は2040年までに自社事業による二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指している。