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ここでは、融資業務をスムーズに行うために実践したいポイントを紹介します。
1. 月間予定表と週間予定表を活用しスケジュールを管理する

(画像=バンクビジネス)
予定表は月間予定表・週間予定表の2種類を作成し、案件を1ヵ月単位・1週間単位の2通りの方法で管理しましょう。
月間予定表では、融資担当者が自身の抱えている案件を上司と共有します。月間予定表には、日常的に発生する手形割引や記帳処理は記入しません。
週間予定表では、渉外担当者と案件を共有します。週間予定表には、原則としてすべての事務を記入します。
個人のノートやスケジュール帳に記入するだけではなく、Excelなどの電子ファイルを使い、共有のフォルダーに保存して上司や同僚(渉外担当者や他の担当者)が常に参照できる状態にしておくのがよいでしょう。
月間予定表は、毎月25日くらいまでに翌月分を作成し、その後、案件発生の都度追記し、処理完了したものは済印をつけて更新します。週間予定表は、毎週金曜日の朝までに翌週の分を作成し、同様に都度、追記して更新するようにします。