相続の対応実務から取引深耕までを解説11
(画像=PIXTA)

自分の死後も妻が安心して暮らせるよう配偶者居住権を活用したいと相談されました。どんなアドバイスが求められますか。

前回は、配偶者居住権・配偶者短期居住権の概要について相続法の視点で説明した。今回は、税務面の規定とアドバイスのポイントを紹介していきたい。

配偶者居住権の評価には敷地の利用権も加わる

①配偶者居住権の評価

被相続人の相続税申告において配偶者居住権は税務上どのように評価されるか。

前回解説したとおり配偶者居住権とは、被相続人の配偶者が遺贈等により取得する「被相続人の家に住み続けられる権利」だ。