タピオカブーム、3回目で定着なるか――。「タピる」が2019年の流行語大賞のトップ10に入るなど、日本でも一大ブームを引き起こしていますが、実は流行は3回目。今後定着するかは未知数です。ただ今回のブームではいままでとは違う傾向もあり、一過性で終わらない可能性も。

有力実業家もタピオカビジネスに乗り込む

タピオカ,定着,挑戦
(画像=Ho Su A Bi/Shutterstock.com)

タピオカは、ぐるなびグループの「ぐるなび総研」が選ぶ「今年の一皿®」にも選ばれました。「今年の一皿®」とはその1年の世相を反映した食を選ぶという趣旨のもので、日本で2019年にタピオカが一大ブームを巻き起こしたことを改めて感じさせます。

タピオカ入りのドリンクは若い層を中心にSNSで一気に広がり、台湾のタピオカドリンクの専門店も日本へ相次いで参入したことでも知られています。

最近では台湾発のタピオカドリンク専門店「ゴンチャ(Gong cha)」の日本法人の社長として、日本マクドナルドHDの元社長である原田泳幸氏の就任が発表され、世間を驚かせました。こうした有力実業家がタピオカビジネスに乗り込んだことは、これまでのブームとは異なる点と言えるでしょう。

タピオカの輸入量が一気に増えた

タピオカなどの輸入量が第3次ブームでは飛躍的に伸びていることにも着目したいところです。貿易統計の2019年1〜10月のデータによれば、タピオカなどの輸入量は既に2018年の総量の約4.6倍にまで増えており、1万3,500トンに上っています。

こうした輸入量の増加を牽引したのはもちろんタピオカドリンクですが、今後はさらに増える可能性があります。その理由としては、タピオカを使った食べ物が多様化しつつあるからです。タピオカゼリーにタピオカパンケーキというように、アレンジが広がりをみせています。

第3次は定着の可能性が高い?

原田氏の社長就任や輸入量の爆増、そしてアレンジの多様化。過去の2回よりも第3次タピオカブームは底堅いものとなりつつあります。とはいえブームには流行り廃りがあるもの。定着するかはまだまだ分かりませんが、今回は可能性が少し高いかもしれません。(提供:ANA Financial Journal

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