調査対象となった機関の4分の3が寄付を増加させている
「Nacubo」の報告によると、10年にわたる堅調な収益は、学生と教員の支出増加を支えたという。
2019年に発表されたNACUBO-TIAAの寄付に関する調査によると、2019年度(6月30日まで)の大学の寄付金は、2018年度の8.2%から平均5.3%減少した。
だが、10年の平均運用収益率は8.4%に達し、機関の長期平均運用収益率の目標値である7%を10年ぶりに上回った。同報告は、これは株式市場の強さと、強固な経営慣行を反映したものとしている。
報告書によると、1年間の収益率は重要な指標だが、多くの基金は実績を測る際に10年間の平均年間収益率を参考にしている。