モトリーフール米国本社、2020年1月27日投稿記事より

ケーブルテレビ会社のコムキャスト(NASDAQ:CMCSA)の契約者は2018年末から733,000人減の2125万人で一年を終えました。

CFOのマイク・カバノーは「今年はさらに多くの契約者が減ることを予想している」と述べています。

コムキャストの経営陣は以前、AT&T(NYSE:T)が昨年行ったように、より収益性の高いケーブルテレビ契約者に焦点を当てていると述べました。

AT&Tは戦略を変えてから、数百万人がサービスを解約しています。

おそらく、2020年にはコムキャストにおいても同様の結果が見られるでしょう。

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(画像=Getty Images)

不採算の顧客を手放す

コムキャストの時代遅れのケーブルテレビサービスは、魅力的なものではありません。

ストリーミングビデオにおいて、複数サービスを提供する企業が増えていますが、それでもコムキャストのケーブルテレビサービスに加入したいと考える人は少ないのが現状です。

それにもかかわらず、コムキャストは今年、料金を引き上げています。

これは、AT&Tが昨年、すべてのケーブルテレビの料金を引き上げ、大きな初期割引の提供をやめた動きに追随したものです。

経営陣は、すでに影響が出ていることを指摘しています。

2020年には顧客が確実に減少するでしょう。

AT&Tは12か月で契約者2520万人のうち360万人を失いました。

コムキャストの契約者の減少はこれほど大きくないかもしれませんが、100万人規模の減少は十分に考えられます。

成長するストリーミング市場へのサービスについて

コムキャストは、ブロードバンド契約者にビデオサービスのバンドルを提供するのではなく、ストリーミングビデオの需要の高まりに焦点を当て、顧客ロイヤルティを高め、契約者あたりの売上を高めるようにしました。

昨年、ブロードバンドのみ契約している人に対して月額5ドルでレンタルできるFlexというストリーミングデバイスを導入しました。

その後、デバイスを無料で提供し、コムキャストは在庫を十分に確保できませんでした。

今年後半に、同社はピーコック・プレミアムへのアクセスを契約者に提供し始めます。

ピーコック・プレミアムは広告付きですが、標準の無料のピーコックラインアップに加え、追加コンテンツにもアクセスできます。

コムキャストはこれらを追加することで、ブロードバンドの料金引き上げを可能にすると期待しています。

この料金引き上げは2020年初期に計画されており、今年上半期に契約者あたりの売上高が増加することを見込んでいます。

コムキャストのブロードバンドビジネスの成功は、過去6か月で約15万人の契約者を失ったAT&Tとは対照的なものです。

コムキャストはブロードバンド契約者に対して迅速に追加機能や製品を提供することに成功しており、AT&Tや他の競合との競争を食い止めることができています。

ストリーミングビデオの競合は増えているため、このような対策は必要不可欠でしょう。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Adam Levyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、コムキャスト株を推奨しています。