【NYダウ予想レンジ:29,000~29,300ドル】

週末7日のNYダウは、前日比277.26ドル安の29102.51ドルで終了しました。

雇用統計の非農業部門雇用者数が22.5万人と予想の16.5万人を上回ったものの、前日までの4日間で1,000ドル以上値上がりし、史上最高値を更新していたことから利益確定の売りが先行しました。

NYダウ
(画像=Getty Images)

また、FRB(米連邦準備制度理事会)が半期ごとに議会に提出する金融政策報告書を公表し、新型肺炎は「景気見通しへの新たなリスク」と指摘したことも投資家心理を冷やしました。

今週は11日にパウエルFRB議長の議会証言が行われます。

新型肺炎の米国経済への影響を考慮し、景気見通しや利上げについて慎重な姿勢をあらためて示す可能性があります。

新型肺炎の感染拡大が続く中国では、患者数が4万人以上に達し、死亡した人も900人を超えました。

新型肺炎による世界景気への悪影響が懸念されています。

NY市場でも中国売上高が大きく、業績が景気の影響を受けやすい化学のダウや建機のキャタピラーなどの下げが目立ちます。

また、ハイテク株でも半導体関連株やスマートフォンのアップルなど、収益の中国依存度が高い銘柄の下げが大きくなっているのです。

すでに2002~3年に流行したSARS(重症呼吸器症候群)の死者数を上回っており、今後も感染拡大に警戒が必要です。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。