モトリーフール米国本社、2020年2月3日投稿記事より

ギリアド・サイエンシズ(NASDAQ:GILD)がエボラ出血熱治療薬として開発し、治験に失敗した「レムデシビル」が、新型コロナウイルス感染者の治療に向けて有効性を示しました。

このニュースが好感され、ギリアド株は13%高と急騰しました。

医療
(画像=Getty Images)

同社の発表によると、レムデシビルはコロナウイルスが原因のSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)の治療に動物実験で成功。

さらに、1月末に米国人の新型コロナウイルス感染者に1回量を投与したところ、症状が大きく改善しました。

ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌によると、この患者は肺炎の兆候と発熱が見られ、酸素吸入を必要としていましたが、レムデシビル投与後、せきと鼻みずを除く全ての症状が消えたとのことです。

ただし、新型コロナウイルス治療薬として推奨されるには、臨床試験を重ねる必要があります。

他の製薬大手も動き出し、ジョンソン・エンド・ジョンソンとグラクソ・スミスクラインが独自ワクチンの開発に着手。

アッヴィは抗HIV薬2種とインフルエンザ治療薬「タミフル」を混合投与したところ、有効性を示したと発表しています。

この数週間(2月3日現在)で大手各社以上に株価が大きく変動したのは、ワクチン専業メーカーです。

特に、モデルナとイノビオ・ファーマシューティカルズの株価は乱高下しています。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Mark Prvulovicは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ギリアド・サイエンシズ株を保有し、推奨しています。