モトリーフール米国本社、2020年2月3日投稿記事より

メルク(NYSE:MRK)は不眠症治療薬「ベルソムラ」(スボレキサント)を中軽度アルツハイマー型認知症患者の睡眠障害治療薬として販売することについて、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けました。

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(画像=Getty Images)

昨年5月、同社はアルツハイマー患者285人を対象としたベルソムラの第3相(最終段階)臨床試験の結果、プライマリーエンドポイント(主要評価項目)を達成したと発表しました。

ベルソムラ投与組の睡眠時間は4週間の治験後に73.4分増え、プラセボ(疑似薬)投与組の45.2分を大きく上回りました。確認された主な副作用は、翌日の眠気でした。

睡眠障害はアルツハイマー患者の約40%に見られ、不十分な睡眠は病状悪化や記憶機能の低下につながる可能性があるとされています。

仏サノフィの「アンビエン」など、よく知られた睡眠薬は、錯乱を引き起こしかねないため、医師はアルツハイマー患者に対する処方について慎重です。

ベルソムラは、こういった睡眠薬とは異なるメカニズムを採用し、覚醒を促す脳の部位に働きかけます。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Jim Crumlyは、メルク株を保有しています。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。