モトリーフール米国本社、2020年1月24日投稿記事より

ウォーレン・バフェットは、世界で最も優れた投資家です。

バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)のCEOでもある彼は、毎年何千人もの株主をオマハに呼びよせ、最新の洞察を株主に報告しています。

しかし、バフェット自身が言うように、投資に関しては、言葉よりも行動が重要です。

ですから、バフェットの投資行動を見ることは、賢明な投資アイデアを探している投資家にとってはよい勉強になります。

ウォーレン・バフェット
(画像=Getty Images)

一部の投資家は、銘柄選択は、新しいアイデアに基づいて適宜トレードしていくべきだというかもしれません。

既存のポジションを保持する場合、将来の成長に対する強いコミットメントと信念が必要です。

最新のレポートの時点で、バフェットはバークシャー・ハサウェイの資金のうち1,350億ドルを、わずか3株に投資しています。

以下では、彼がこれら3つの銘柄を保有し続ける理由について見ていきます。

アップル

アップル(NASDAQ:AAPL)はバフェットの最大の選択であり、バークシャー・ハサウェイの同社への出資は800億ドルに迫っています。

しかし、アップルは比較的最近選択された銘柄です。バフェットはテクノロジー株への投資が遅かったのです。

アップルの株式は2016年にバークシャーのポートフォリオに初めて登場し、バフェットがアップルに本格的に投資したのは2018年でした。

今では信じがたいですが、当時アップルは割安株に見えました。

株主は、iPhoneが高齢化するにつれて、同社には将来の成長の計画がないように見えることを懸念していました。

しかし、バフェットはアップルの時価総額が1兆ドルに達するという確信を早い時期に抱いていました。

過去1年間で株価が2倍になったため、アップルはバークシャーのポートフォリオの価値を大幅に押し上げました。

現在、同社が割安株であった時代は終わったと見ている人もいます。

しかし、多少割高になったかもしれませんが、同社の株式は投資家にiPhoneの売上とウェアラブルサービスの成長というメリットを与えています。

バンク・オブ・アメリカ

バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)も、過去数年でバークシャーにとって重要な銘柄となりました。

バフェットとバンク・オブ・アメリカとの関係は、バークシャーが50億ドルを銀行に投資した2011年に遡ります。

それと引き換えに、バークシャーは優先株を受け取り、将来的に普通株を購入することを約束しました。

バフェットはこれを2017年に行使することを決定し、それによりバークシャーは同行の株式の6億7900万株の所有者になりました。

それ以来、その株式はほぼ9億5000万株まで増え、時価総額では330億ドルに相当します。

バフェットの動きは、バンク・オブ・アメリカがバークシャーにとって望ましい水準まで配当を引き上げるという同行の決定に対応するものでした。

当時、規制および訴訟関連の費用が減少し、金融業界の状況が改善されたため、同行の株価上昇の可能性が高まったのです。

今後、バンク・オブ・アメリカは、株価をさらに上昇させるとともに、バークシャーに十分な配当収入を提供し続ける必要があります。

コカコーラ

このリストの他の2つの株とは異なり、バフェットは長年コカコーラ(NYSE:KO)を保有してきました。

1994年にバークシャーはコカコーラの株式を購入しました。

現在では230億ドル近くの価値があります。さらに、コカコーラのほぼ3%の配当利回りは、バークシャーおよびコカコーラの株主に素晴らしい収入を提供します。

多くの人は、コカコーラが優位性を失ったと考えています。

しかし同社は、甘い炭酸コーラに健康的な代替品を加えることで消費者の嗜好の変化に対応しました。

スパークリングウォーター、ジュース、エナジードリンク、低糖度のソフトドリンクは顧客の共感を得ており、過去1年間で株価は20%上昇しました。

バークシャーの投資家は、同社が長期的にコカコーラ株式を保有することを期待できます。

2020年の投資先

バフェットの投資方針は「よい株式をできるだけ長く保有すべきだ」というものです。

ですから、彼はたった1年間だけ投資する株式を選ぶことはありません。

2020年に投資する新しいアイデアを探している人たちにとって、これらの3つの株は、バフェットのお墨付きがあるという点をよく理解しておいてください。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、アップル株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有しています。モトリーフール米国本社は、アップル株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)に関するオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのショート・プット、2021年1月の200ドルのロング・コール、2020年3月の225ドルのショート・コール)。