オープンカーとは固定されたルーフ(屋根)がない車のことです。ルーフがない分、車重が軽いと思いきや実は重いのです。その理由を解説します。

オープンカーにも色々ある

オープンカー,車重
(写真=ポルシェジャパンより)

オープンカーにはさまざまな呼び名があります。主なものは次の4つです。

・カブリオレ
ドイツ車やフランス車でよく使われる言葉。

・スパイダー
イタリア車でよく使われる言葉。

・コンバーチブル
開閉式のルーフが基本的に閉じている状態の、アメリカ車でよく使われる言葉。

・ロードスター
マツダのロードスターが有名ですが、屋根がない幌馬車が語源。イギリス車やドイツ車でも使われる言葉。

これらを総称したものがオープンカーなのです。

オープンカーはボディ補強をする必要があるため重い

車の多くはモノコックボディを採用しています。モノコックは薄い鋼板を溶接で複雑に組み合わせていて、卵の殻のような形をしています。

車体にかかる衝撃をボディ全体で受け止めているため、ルーフやルーフを支えるピラーがないオープンカーの場合は、剛性面が極端に弱くなってしまうのです。

そのためルーフを単純にカットするだけだと、最悪ボディが歪んで走行不能になることもあります。そうならないためにボディ各所に補強を施すので、重量が増すわけです。

オープンカーでも車重が増えない車もある?

通常は50~200kg程度オープンカーのほうが重くなるのですが、中には車重が微増、もしくはまったく同じという車も存在します。

例えば、ランボルギーニでしたら50kgの増量です。

「AVENTADOR SVJ」1,525kg
「AVENTADOR SVJ ROADSTER」1,575kg

さらにポルシェだとクーペとオープンカーはまったく同じ重量です。

「718 Boxster Models」マニュアル1,360kg/PDK1,390kg
「718 Cayman Models」マニュアル1,360kg/PDK1,390kg

ミッションはマニュアルとPDKが選べますが、当然、BoxsterとCaymanの車重は同じ。アルミとスチールを組み合わせたモノコックボディは、BoxsterとCaymanで素材を適材適所に使い分けることで、同じ重量を実現できたのです。

スポーツカーにとってわずか1グラムの重量差が違いを生み出すという、ポルシェの哲学がよく分かります。

過ごしやすい季節にオープンカーは最高

ルーフがない開放感は、一度味わったことがある人ならご存じのとおり、見える景色が今までとは違うのです。

オープンカーはルーフが固定されている車よりも値段は高く設定されています。それだけに憧れの車でもあるのでしょう。(提供:ANA Financial Journal

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