リーダー・先輩が取り組むべき職場環境の改善策②
(画像=PIXTA)

イメージしていた職場と異なる、先輩の考え方に納得いかないと悩み、辞めてしまう新人は多い。今の新人の傾向や考え方を理解しておこう。

1.金融業界の先行きに良いイメージを抱いていない

学生が見る就活情報ではよく、業界ごとの業況や見通しを「業界天気図」として表現している。地方銀行の天気は「雨」とされ、解説欄には「利ザヤ縮小で本業赤字」「再編必至」などとある。

さらに、2019年度卒の就活生に聞いたアンケートのうち「AIでなくなる職業」の回答は、「銀行」がダントツのトップであった。「ノルマがきつい」「先輩がすぐに辞めた」といったネガティブな口コミも広がっている。

こうして広まった金融業界の評判は、就活生の間で既成事実として受け止められている。もはや就活生から金融機関は「安定している」「就職すれば一生安泰」とは思われていない。これが実態で、金融機関が新人から敬遠されるのは、むしろ当然のように思われる。

ところが、先輩・管理職は、銀行が人気業種で「入るのが大変」だった時代に「選ばれて」入っている。だから、これだけマイナスの報道がなされ、採用が大変だという話を聞いても「そんなはずはない」と思ってしまう。そこに、今の新人とのギャップがある。

悪天候でも志望した新人