リーダー・先輩が取り組むべき職場環境の改善策⑦
(画像=Tom Wang/Shutterstock.com)

新人が長く働くには「業務に対して前向きになってもらう」取組みが欠かせない。ここでは職場環境と仕事意識の改善につながる具体的な工夫や制度を紹介する。

工夫4

グループ制を導入する
積極的なコミュニケーションを促し先輩職員のノウハウや経験を学ぶ場とする

金融機関の多くは新人の教育担当として先輩をマンツーマンでつける「メンター制度」や「ブラザー・シスター制度」を導入している。メンター制度は別の部署の先輩が、ブラザー・シスター制度では同じ部署の先輩が、新人に実務指導を行う。

これらの制度は上司以外の先輩職員が、新人の業務やメンタル面の悩みを聞いたり、相談に乗ったりする制度でもあり、新人の早期離職防止策として一定の効果があるといわれている。

しかしながら、指導役を任される先輩の指導力・経験に差があるため、指導レベルがばらつくなどの欠点がある。ほかにも先輩職員との相性が悪く本音が言えないといった制度上の不具合も報告されている。

仲間と円滑な関係が作れ新人の孤立を防ぐ