経営者目線で考える・伝える 資金繰り【最終回】
(画像=Sukanlaya Karnpakdee/Shutterstock.com)
ココが知りたい
取引先の資金繰りを考えるうえで、業績を知る必要がありますが、あまり情報を持っていません。売上や利益はどのように想定して資金繰りの予想を立てればいいのでしょうか。

中小企業の資金繰りを改善するには、売上を増やし短期で回収する案件を増やすことが肝要です。

従来、金融機関の担当者は、高い営業目標を抱えていることもあって、資金繰りに課題のある企業には融資で対応していました。しかし、今は金融庁から要請されているように、中小企業へのコンサルティング機能が期待されており、融資で当面の資金繰りをしのぐだけでなく、売上確保・増加への貢献も求められています。

そこで今回は、担当者が企業の売上向上をサポートするための第一歩として、売上予測の立て方を解説します。売上の予測を大まかに立てられると、先々の経営で改善すべき課題や、資金が不足しそうなタイミングがみえるので有用です。分かりやすく小売・サービス業の具体例を交えて解説しましょう。

1日の売上から順序立てて年商を導く