市場を読み解く!
(画像=Boris-B/Shutterstock.com)

2019年は日韓問題があったが訪日外国人の数はやや増加――ただ20年は年初から新型肺炎で激減、景気への影響が懸念される

2019年に日本を訪れた外国人の数が3188万人に達した。残念ながら昨年夏以降、韓国からの観光客が激減しているため、伸び率は2.2%増と小幅にとどまったものの、それでも7年連続で過去最高記録の更新である。

訪日外国人(ビジネス目的の人も含む)が日本国内でお金を使うと、それは日本のGDPの押上げに寄与する。いわゆるインバウンド需要と呼ばれる金額で、18年度は4.3兆円に膨らんだ。これは、18年度の実質GDP成長率を0.1%押し上げる効果があった。実質GDP成長率が+0.3%の伸びに過ぎなかったので、日本の景気にとって実に大きな貢献である。今やインバウンド需要は、日本の景気を押し上げる原動力として、なくてはならない存在になっている。